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米Sun Microsytems、Java統合開発環境「Forte for Java Community Edition 1.0」をオープンソースで公開

2000年03月14日 23時16分更新

文● 沖中 弘史

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 米Sun Microsytemsは、Java統合開発環境「Forte for Java Community Edition 1.0」をオープンソースライセンスである「Mozilla Public License」のもとに公開した。

 「Mozilla Public License」は、その名前のとおりWebブラウザ「Mozilla」で採用されているオープンソースライセンス。

 昨年(1999年)の12月、同社は「Java 2 Platform Standard Edition」Linux版の公開の際に、Blackdownの貢献にあまり注意を払っていなかったという声もあがった(現在は、同社のWebサイト上に、Blackdownチームの貢献が記されている)。こうした経緯もあった中、同社にとってはじめての、OSI(Open Source Intiative)の認めるオープンソースライセンスのもとでの公開が行なわれた。

 「Forte for Java Community Edition 1.0」には、以下のような機能が含まれる。

  • Form Editor: AWT、Swingに対応したフォーム(appletを含む)をGUIを使用して作成可能
  • Text Editor: Java、HTML、XMLなどの文法上の予約語などの自動補完や、カラー表示が可能
  • Object Browser: クラス階層を表示可能
  • Debugger: マルチスレッドに対応したデバッグが可能
  • AutoUpdate: IDE上のモジュールを最新のものに自動アップデート可能

 インストールには「JDK 1.2」(互換環境も可)に含まれるJava Virtual Machineが必要。Linux上では、「JDK 1.2」のインストールにglibc 2.1環境が必要となる。ダウンロードは、同社のWebサイトから可能。Linux版のファイルサイズは約10MB。

 日刊アスキー編集部で試用したところ、特に問題なくインストールすることができた。ハードウェアのスペックは、Celeron-433MHz、メモリ256MBで、ディストリビューションは「Debian GNU/Linux 2.2(現在コードフリーズ中)」、という環境に、ダウンロードしたRPMファイルをdebファイルに変換してインストールした。

 「Forte for Java」の起動には1分半程度かかり、動作もきびきびというわけにはいかなかったが、特に目立った不具合はなかった。

スプラッシュスクリーン画像
「Forte for Java Community Edition 1.0」の起動画面
「Forte for Java Community Edition 1.0」画像
「Forte for Java Community Edition 1.0」の全体画面。中央にあるのが「Form Editor」で、ボタンなどが配置されている

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