入手方法
FTPサイト
- ftp://SunSITE.sut.ac.jp/pub/archives/linux/jp-linux/Vine/
- ftp://ftp.kddlabs.co.jp/Linux/packages/Vine/
- ftp://ftp.vine.gihyo.co.jp/pub/Vine/
- ftp://ftp.ryukyu.ad.jp/pub/Vine/
製品版
- Vine Linux 1.1 CR
- 7800円((株)技術評論社)
特徴
徹底された日本語対応
インストーラはもとより、cpやmvといった主要コマンドのメッセージ、日本語Linux文書、日本語化されたman(namazuにより全文検索が可能)にいたるまで、徹底的な日本語対応がなされている。また、環境変数LANGやkinput2の起動などはインストール時から設定されているので、面倒な設定をせずにすぐに日本語環境を利用できる。
独自開発のアプリケーション「Vine Tools」
Vineが他の日本語ディストリビューションと異なる特徴の1つに、オリジナルツールのバンドルがある。「Vmail」(メーラ)と「Vedit」(エディタ)がそれで、Windowsユーザーにも直観的にわかりやすいインターフェイスを備えている。
コンパクトな配布パッケージ
肥大化の傾向のある各種ディストリビューションのなかで、Vineはバイナリとソース含めてCD-ROM1枚という、極めてコンパクトな構成である。もちろん、収録されているアプリケーションは精選されているので、実用には十分である。
ディストリビューション名 | Vine Linux | |
---|---|---|
対応ハードウェア | PC/AT互換機 | |
開発元 | Project Vine | |
最新バージョン | 1.1 | |
ベースディストリビューション | Red Hat Linux 5.2 | |
収録ソフトウェア | カーネルバージョン | 2.0.36 + wcsmbs-0.4.x |
libc(glibc)バージョン | glibc 2.0.7 | |
XFree86バージョン | 3.3.3.1 | |
日本語対応アプリケーション | ○ | |
X-TT | ○ | |
インストーラ | 日本語表示 | ○ |
ハードウェアの自動識別 | △(PCIカードのみ)(※4) | |
パッケージ方式 | パッケージ形式 | rpm |
依存関係チェック | ○ | |
設定ツール(GUI) | ユーザー管理 | ○(※5) |
ネットワーク管理 | ○(※6) | |
パッケージ管理 | ○(glint) | |
デスクトップ環境 | ○ | |
ランレベル/実行サービス | ○(※7) | |
標準設定ファイルの有無 | bash | ○ |
X/標準ウィンドウマネージャ | ○/Window Maker | |
入手方法など | オフィシャルサイト | http://vine.flatout.org/ |
ミラーサイト(日本) | http://vine.flatout.org/getvine.html参照 | |
販売CD-ROM | Vine Linux 1.1 CR(販売元:(株)技術評論社、7800円) |
※7 linuxconfとコントロールパネルの両方が使用可能