入手方法
FTPサイト
- ftp://ftp.cdrom.com/pub/linux/(公式FTPサイト)
- ftp://SunSITE.sut.ac.jp/pub/archives/linux/slackware/(ミラーサイト)
- ftp://mirror.nucba.ac.jp/mirror/slackware/(ミラーサイト)
- ftp://mirror.nucba.ac.jp/mirror/slackware/(ミラーサイト)
書籍
- 『Run Run Linux第3版』はねひでや、やまだあきら、あべひろのぶ 共著/アスキー出版局/2900円
- 『Slackware Linux 3.6.0サーバー構築入門』トップマネジメントサービス 著/ローカス/3600円
- 『SlackwareでわかるLinux基本操作とインストール』Volkerding、Patrick・Reichard、Kevin・Foster‐Johnson、Eric 共著/(株)オーパス・ワン 訳/トッパン/4600円
特徴
Linux人気の立役者となって古参ディストリビューション
Patric Volkerding氏が中心となって開発が進められている古参ディストリビューション(販売はWalnut Creek社)。最新バージョンはSlackware 7.0で、Linux kernel 2.2やGNOME、KDEなどを収録している。(最初のリリースがなされた1993年6月ごろ、すでに普及していたディストリビューション「SLS」に比べてインストーラがよくできていたことや、ネットワーク上でソースコードが公開されているなどの利点を持っていたため、多くの支持を受けた。
古き良きUNIXの特徴を受け継ぐシステムまわり
BSD UNIXに近いシステム構成や、設定ファイルの直接編集、tar+gz形式でのパッケージ配布など、現在主流となっているディストリビューションとは異なる部分も多い。特に、パッケージ管理コマンドpkgtoolは、パッケージ間の依存関係やバージョンを管理する機能も持っていないため、ユーザー各人が自分のシステム状態をしっかり把握し、新たにインストールするアプリケーションについてしっかり把握しておく必要がある。そういう意味では、初心者が使いこなすにはかなり難しいディストリビューションといえよう。ただし、これも「システムの見通しの良さ」という利点として受けとめ、愛用しているユーザーも多くいることも知っておきたい。
アドオンプログラムによって利用可能な日本語環境
真鍋敬士氏が中心となって開発されたJE(現、PJE)を利用することによって、日本語環境を手軽に利用することが可能である。
ディストリビューション名 | Slackware | |
---|---|---|
対応ハードウェア | PC/AT互換機 | |
開発元 | Patrick Volkerding氏 | |
最新バージョン | 7.0 | |
ベースディストリビューション | Slackware | |
収録ソフトウェア | カーネルバージョン | 2.2.13 |
libc(glibc)バージョン | glibc 2.1.2 | |
XFree86バージョン | 3.3.5 | |
日本語対応アプリケーション | ×(※1) | |
X-TT | × | |
インストーラ | 日本語表示 | × |
ハードウェアの自動識別 | × | |
パッケージ方式 | パッケージ形式 | tar+gzip |
依存関係チェック | × | |
設定ツール(GUI) | ユーザー管理 | × |
ネットワーク管理 | △ (netconfig) | |
パッケージ管理 | △(pkgtool) | |
デスクトップ環境 | ○ | |
ランレベル/実行サービス | × | |
標準設定ファイルの有無 | bash | △ |
X/標準ウィンドウマネージャ | ○/Gnome(Enlightenment)/KDE | |
入手方法など | オフィシャルサイト | http://www.slackware.com/ |
ミラーサイト(日本) | ftp://SunSITE.sut.ac.jp/pub/archives/linux/slackware/||
販売CD-ROM | - |