職業柄、何かにつけて批判精神の強いASCII.jp編集部。そんなうるさ方が2人も発売日にポチってしまったのが、ソニー渾身のミニノート「VAIO type P」だ。
その魅力については他の記事に譲るとして、いざ買うとなると頭を悩ますのが、どんなスペック構成にするかということ。
type Pの店頭モデルは、Atom Z520(1.33GHz)、メモリー2GB、HDD 60GB、Windows Vista Home Basicが基本構成。これに、無線WAN(FOMAカード)が内蔵されたモデルと、ワンセグ内蔵の2モデルがある。このほかオーナーメードモデルが用意されていて、こちらでは細かなカスタマイズが可能だ。
VAIO type P 基本スペック | |||
---|---|---|---|
種類 | 店頭ワンセグ モデル |
店頭WAN モデル |
オーナーメードモデル |
CPU | Atom Z520(1.33GHz) | Atom Z520(1.33GHz)±0円 Atom Z530(1.60GHz)+5000円 Atom Z540(1.86GHz)+1万5000円 |
|
ディスプレー | 8型ワイド 1600×768ドット | ||
メモリー | 2GB(増設不可) | ||
グラフィックス | Intel GMA500(チップセット内蔵) | ||
ストレージ | HDD 60GB | HDD 60GB±0円 SSD 64GB+1万5000円 SSD 128GB+3万円 |
|
無線LAN | IEEE 802.1b/g/n | ||
Bluetooth | 内蔵 | オプション | |
無線WAN | ―― | 内蔵 | オプション |
ワンセグ | 内蔵 | ―― | オプション |
ウェブカメラ | 内蔵 | オプション | |
バッテリー駆動時間 | 4.5時間(標準)/9時間(大容量) | ||
OS | Windows Vista Home Basic SP1※ | ||
価格 | 9万9800円 (実売価格) |
9万9800円 (実売価格) |
7万9800円から(直販価格) |
※ オーナーメードモデルは、Vista Home Premium、Vista Businessも選択可能
正直、Atom ZとVistaの組み合わせはツライ。そこで気になるのが、CPUやストレージを上位構成にすると、どれだけパフォーマンスが向上するかということだ。
今回、Atom Z520&60GB HDDの店頭モデルと、Atom Z540&128GB SSDのオーナーメードモデルを用意した(共に2GBメモリー、Windows Vista Home Basic)。ベンチを中心に両者の差を見ていこう。