軽いPCには軽いOSがよく似合う!
話題のVAIO type P(以下type P)。弊社社内でもかなり人気のあるPCで、すでに筆者の周囲でのオーナーは5名となっている。しかし、購入者に話を聞くとやはり動作速度に関しては不満がある人が多い。
すでにASCII.jpでもT教授がもっさりに不満をもって、Vista高速化にチャレンジしている。しかし、軽くて枯れているOSと言えばネットブック・UMPC御用達のWindows XP。type PのOSをWindows XPに入れ替えることは可能なのだろうか。
3月3日現在、残念なことにWindows XPへのダウングレードディスクの販売といった購入者向けサービスは実施されていない。また、VAIOカスタマーリンクサポートの対象外のプログラムやドライバが提供されている「アンオフィシャルアップデートプラグラム」のページでも、残念ながらtype Pの完全なWindows XP化に利用できるドライバ・プログラムは提供されていない。
現状ではメーカー公式のドライバによるWindows XP環境というものは構築できないのだ。
しかし、世の中にはツワモノがいるもので、type PにWindows XPを導入し、使っているユーザーもいるようだ。筆者の知人でも、Windows XP化して使っているユーザーが偶然いた。そのある意味勇者なユーザーにどうやってWindows XP化したのか、そしてメリット、デメリットについて聞いてみた。
本稿で取り上げたWindows XPの導入やVista高速化作業は、前提としてOSに関する知識が必要となる。
また、作業を行なう前にかならずバックアップにより重要なファイルやシステム全体を保存し、万が一の場合に復旧できるようにしておくことを強くお勧めする。
さらにこれらの作業を行なった結果について、編集部やまとめサイト運営者は責任をとることはできない。
これらについてもご了解をお願いしたい。
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