先日の記事(関連記事)投入後、筆者の周りにも「VAIO type P ワイヤレスWAN(ワイワン)モデルが手元に届いた!」と狂喜乱舞するユーザーが複数人。そして彼らは「ワイワンモデル最高!」というかけ声とともに、筆者をバッシングするのである。
まったく羨ましいとは思わないが、なんだか腹立たしいので先日告知したとおり、type P ワイワンモデルを借りて使ってみることにした。
なお、筆者のtype Pの通信環境は、Bluetooth対応携帯電話でのワイヤレス接続。具体的には「SH-04A」という携帯電話をモデム代わりに使う。Bluetoothはもちろん、ワンセグもGPSも内蔵し、QWERTY配列のキーボード&タッチパネルディスプレーまで搭載している。
Bluetoothケータイ&type Pのセットアップ
まず筆者のtype P(携帯電話経由で通信する)の場合、事前に「FOMA PC 設定ソフト」をNTTドコモのサイトからダウンロードしてセットアップをする。
ほとんどの設定は自動的に実行されるため、接続先プロバイダーなどを選択すればいいだけなのでカンタン。
ただしBT接続の場合はtype Pと携帯電話のペアリングを先にする必要がある。この際、BT通信用にCOMポートが割り当てられるが、FOMA PC 設定ソフトの自動設定ではこのCOMポートをスルーして、FOMAが認識されない場合がある。その時は設定ソフトの設定画面を開いてCOMポートを手動で変更しなければならない。
設定が完了するとスタートメニューの「接続先」に登録されるので、通常のダイヤルアップと同じように接続できる。接続中は特別なソフトが起動するわけでもなく、通常のWindowsのネットワーク接続と同じ感覚で使える。
