時間の計算を克服するカギは「シリアル値」と「表示形式」。この2つを押さえれば、面倒な給与計算もラクラクこなせるようになる! 時間計算の勘どころをつかもう!
Excelで時刻を計算する関数――インデックス
深夜0時を過ぎた
勤務時間を計算する
ポイント1――表示形式を [h]:mm にする
ポイント2――深夜0時すぎたら 25:00 と入力
時刻を「9:00」の形式で入力すると、エクセルはこれを時刻データと判断し、シリアル値に変換します。
深夜0時を過ぎた時刻を計算に使いたいときは、午前1時を「25:00」のように入力しましょう。
こうすると24時を超えた時刻と判断され、引き算などができるようになります。
●【完成形】退出が深夜0時を過ぎても
勤務時間を求められるようにする
●【NG】退出-出勤の結果がエラーに
ただし「標準」の表示形式になっているセルに「25:00」と入力すると、自動的に時刻の表示形式が設定され「25:00:00」となってしまいます。
そこで、時刻の入力欄にはあらかじめ「[h]:mm」という表示形式を設定しておきます。
C5からE9のセル範囲を選択し、Ctrl+1キーを押す
「セルの書式設定」画面を開き、(1)[表示形式]タブの(2)[ユーザー定義]を選び、(3)「[h]:mm」とすべて半角で入力。(4)[OK]をクリックして完了。
24時以降の時間を「時:分」で表示できるようになる
(次ページ、「勤務時間から休憩時間を差し引く」に続く)

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