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Atomで検証! 小型PCの実用性 第2回

Windows Home ServerでAtom PCを自作!

2008年08月26日 21時00分更新

文● 山田 広樹

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話題の「Windows Home Serever日本語版」を使ってみよう!

Windows Home Serverってナニ?

 Windows Home Server(以下、WHS)とは、Windows Server2003をベースに、家庭やSOHO向けに改良したもの。複雑な設定を可能な限り自動化、省略することで初めてでも手軽に扱えるのが特徴だ。従来英語版のみが販売されていたが、ついに8月30日に日本語版が発売されることになった。ただし、販売される「Windows Home Server 日本語版」はDSP版で、FDDやHDDなどのパーツと同時購入するのが条件となる(関連記事)。すでに英語版が登場しているし、紹介記事も多いので、今回はオイシイとこどりのダイジェストで紹介しよう。

Windows Home Server コンソール

WHSをクライアントPC側から操作、設定する「Windows Home Server コンソール」。ビジュアルを多用しているほか、WHS自体が複雑な機能をオミットしているため、初心者も見やすく管理しやすい。“Windows”として当然だが、操作系もWindowsのルールに従っており、Windowsの各種設定に慣れた自作ユーザーなら、ネットワークに疎くても“なんとなく”操作しているだけで、ある程度使いこなせる。

リモート管理ソフト「Connector Software」の導入

Connector Software

WHSにクライアントPCから初回アクセスすると、WHS管理ソフト「Connector Software」の導入を求められる。同ソフトにより、クライアントPCからWHSのほとんどの管理が可能。このため、WHSマシンに直接触れることは今後、基本的に不要になる。なお、WHSマシンからファイルをダウンロードして実行するため、CDなどの挿入は不要

ユーザーアカウントの追加

ユーザーアカウントの追加

ユーザーアカウントの追加も2ステップのみで完了と、非常にカンタン。まず、新しいユーザー名を設定。つぎに各フォルダへのアクセス権限を設定するのみ

Windows Updateで最新版に自動更新

WHSはWindowsなので、Windows Updateももちろん使用可能。自動更新でドライバーなどの不具合や、セキュリティーアップデートなどを自動で適用・解消できる。サーバーはうっかりほったらかしになりがちなので、Windows Updateはうれしい存在

困った時や最新情報はココで

http://www.homeserver-forum.com/index_hs.asp
日本人の手による(つまり日本語の)、WHSのフォーラムサイト「Home Serever Forum」。WHSに関する最新情報や、掲示板形式のQ&Aなど。役に立つ情報が満載!

(次ページへ続く)

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