このページの本文へ

Atomで検証! 小型PCの実用性 第2回

Windows Home ServerでAtom PCを自作!

2008年08月26日 21時00分更新

文● 山田 広樹

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 以下ではWHSの主な機能を見ていこう。

ファイル共有

 LANでフォルダを共有。ユーザーごとのアクセス制限もできるが、フォルダの存在はアクセス禁止ユーザーにも見えている。また、当然だがAdministrator権限ユーザーはもれなくすべてのフォルダを参照できる。なお、プリンター共有も可能だ。

ユーザーアカウントの追加

ユーザーアカウントの追加

Administrator権限ユーザーによる、ユーザーアカウントの追加。フォルダへのアクセス制限を設定。ビジュアル化されており、操作に戸惑うことがない

フォルダへのアクセス権限の設定

フォルダへのアクセス権限の設定

フォルダへのアクセス権限を設定。Windows Home Server コンソールで、フォルダアイコンを右クリックすると、現われる。お手軽操作で素早い権限変更が可能

DLNAサーバー

 DLNAクライアントからの映像、楽曲、写真などのアクセスが可能。もちろん大人気のXbox 360からもOK。ただ、このサービスはWindows Media Connect 2.0がベースとなっており、100パーセントのDLNA互換ではないので、使用できない機器や機能があるかもしれない。

DLNAサーバーとして公開するフォルダを設定

DLNAサーバーとして公開するフォルダを設定

Windows Home Server コンソールの設定、「メディアの共有」項目から、公開するフォルダを指定。画像にあるとおり、設定は公開(共有オン)、非公開(共有オフ)の2種類しかない

バックアップ

 接続しているクライアントPCのバックアップ。付属のリストアCDを使えば、クライアントPCのシステム復元が可能だ。スケジュール実行による自動バックアップに対応するほか、世代管理による「あのアプリを導入する前に戻す」といったシステム復元作業も行なえる。なお、WHSではこのバックアップをはじめ、ファイル共有は10台までのクライアントPCが利用できる。

クライアントの自動バックアップを設定

クライアントの自動バックアップを設定

クライアントPCのどのHDDをバックアップするかを設定。「注意」とある項目に注目。バックアップはNTFSボリュームしか適用されない

バックアップ実行時間の変更

バックアップ実行時間の変更

バックアップは、夜0時開始がデフォルト設定。この時間を変更するには、Windows Home Server コンソールの設定タブで、設定ツールを起動。上の画像にある“バックアップ”で時間を変更する。同項目では、バックアップの保存日数(世代管理)の変更なども行なえる

(次ページへ続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中