より戦略的になったボス戦
ステージの最後に待ち受けるボス戦について、「オリジナルはボス戦が退屈、ということをよく聞いていました。結局コアだけを撃っていればいい、というのが攻略法になっていたので、ワイヤーを使って倒すようにしました」と説明。実際、プレゼンではステージ1のボス戦が紹介されたが、ドラム缶をワイヤーで引き寄せてボスに投げ、爆発して落ちてきたところで弱点を撃つ、というアクションがされていた。さらに2人プレイ時では、この弱点の動きが変化。同じことをしていても倒せないという、アクションゲームとしての良さが感じられる作りになっていた。
最新作3D版「BIONIC COMMANDO」との連携も!
そのほか、本作と同時に発表された最新作「BIONIC COMMANDO」との連携も明らかになった。詳しい要素については発表されなかったが、新「BIONIC COMMANDO」にて、オリジナルの衣装でプレイできるコスチュームなどが用意されるという。コスチュームの追加については「新作で主人公の髪の毛が赤ではないこと、服が緑ではないことを海外のファンから言われたので」とジャッド氏。
古き良きアクションゲームとして
80年代を意識した水木一郎&田中公平氏とのコラボも!
ジャッド氏はこの本作を作り上げるにあたり、「20年前の懐かしい気持ち」を重視しており、この気持ちを表現できるアーティストは、と聞いたところ「水木一郎」氏の名が挙がったという。海外でも名前が伝わっているアーティストということで、駄目元で聞いてみたところ、水木氏が凄いゲーマーだったという経緯もあり、あっさりとOKが出たという。「本当にいい人でPV作成もスムーズに進みました」と語った。
テーマ曲と共に流れるPVは、7月25日よりPLAYSTATION Store、BIONIC COMMANDO公式サイトで配信される予定だ。Xbox 360のXbox LIVEマーケットプレイスでも近日配信される。いい意味で頭がポカーンとしてしまう、一度聞いたら頭から離れないテーマ曲を聴き逃すな! さらに公式サイトではジャッド氏による関西弁での開発ブログも用意されている。今後の展開にも期待だ。
次ページではいよいよ「BIONIC COMMANDO -マスターD復活計画-」のインプレッションをお伝えするぞ。
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