• Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

イベントレポート

注目の特集

アクセスランキング

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー特別編集 週アス2024April

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

MITテクノロジーレビュー

配信前にちょいと新宿オフィスで体験してきた!

ワイヤーアクションゲームの原点がもうすぐ復活!

2008年07月23日 21時00分更新

文● 飯塚/Webアキバ編集部

ワイヤーを斜めに引っかけて
振り子のように飛び移れ!

 ジャッド氏によるプレゼンの後に「BIONIC COMMANDO -マスターD復活計画-」を短い時間だがプレイすることができたので、1人プレイおよび4人対戦プレイでのインプレッションをお伝えする。

 筆者はオリジナルである「ヒットラーの復活」をプレイしていなかったので、簡単な「イージー」を難易度に選択してプレイ開始。プレイを始めてまず感じたのは、キャラクターのアクションパターンの豊富さ。敢えて表現させてもらえれば「ヌルヌル動く」と言ったところだろうか。ヌルヌル動くわりにアクションはキビキビとしているので、操作している感じがタップリなのだ。

 実際のキャラクター操作については、ゲーム開始直後は「ワイヤーを伸ばす」「弾を撃つ」という2つしかできるアクションがないので、ボタン操作に戸惑うことは少ない。
 ただし、本作には2Dの横スクロールアクションに定番のジャンプがない。何かを飛び越えるには斜め上にワイヤーを引っかけて振り子のようにして飛び越える必要があるのだが、この振り子動作が非常に楽しい! 飛び越えた後にもワイヤーを射出して引っかけることができるので、引っかける場所さえあれば連続してグルングルン飛んでいくことも可能だ。

バイオニックコマンドー

前ページにも登場した写真だが、この写真がバイオニックコマンドーを表わしていると言える

 また、難易度イージーで落とし穴の上に追加される「アシストブロック」の位置もかなり秀逸だ。短い時間だったが何度このブロックに助けてもらったことか。イージーでも落とし穴は空いているのだが、意地悪な場所はかかさずブロックで塞がれているので、落下死の危険はガクンと減っていると思われる。アクションがニガテな人にもイージーでのプレイならばオススメできる(もちろん序盤3ステージくらいまでしかプレイしていないので、その先は定かではないが)。

テクニック

ワイヤーを引っかけたままぶら下がり、左右の敵を倒すというテクニックもステージ中では多用することになる

深いことを考えずに楽しめる
4人対戦プレイ

 1人プレイでワイヤーアクションを堪能した後は、その場にいた参加者との対戦プレイが行なわれた。対戦プレイでは主人公のスペンサー、敵組織のボス「キルット」、敵組織のバイオニックソルジャー「グローダー」、そして捕らわれの身となっていた「スーパー・ジョー」の4人からキャラクターを選択して戦う。ちなみにスーパー・ジョーは同社の名作アクション「戦場の狼」の主人公。つまりBIONIC COMMANDOは戦場の狼の続編でもあるのだ!

4人集まれば大盛り上がり必至の対戦プレイ! 筆者がやっていたグループは結構大味な勝負になっていたが、ジャッド氏とヒットラーの復活経験者のプレス関係者との対戦では、まるで別のゲームかと思われるハイレベルな戦いになっていた

 選択できるゲームモードは、相手を倒した回数を競う「デスマッチ」、最後まで生き残れば勝ちの「サバイバルマッチ」、体力が減らない代わりに相手を下に落とした回数で競う「デスフロア」の3つ。一番オーソドックスなのはやはり「デスマッチ」。だが、まだワイヤー操作に慣れていない参加者。開始直後にそのまま穴に落ちるという場面も少なくなかった。また、開始直後はどれが自分のキャラだか分からなくて、しばらくほかの人のキャラを見ながら操作しようとする場面も。とはいえ、2~3戦もすればすぐに慣れる部分ではあるのだが。

 お互いにワイワイと声を掛け合いながらできる対戦プレイは楽しいものだが、やや大味であるのと、やはりオンライン対戦プレイに対応しておいて欲しかったところ。何も考えずにドカンドカン撃ちあえるので、ヘッドセットをしてゲラゲラと笑いながら対戦したかった。

 とはいえ、対戦プレイだけが本作の面白みではなく、あくまで追加要素として留めておくべき。本作のキモは何といってもアクションの面白さである。隅々まで考えられた骨太アクションをまずは楽しもう。

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう