フルスペックながら脅威のバッテリー性能
バッテリー駆動時間と重量のバランスにも優れる。本体重量はSZシリーズより軽量化されており、店頭販売モデルで約1.45kg、CTOモデルでの最軽量構成では約1.35kgとなっている。
軽量化の鍵となる筐体の素材には、SZのプレミアムモデルと同様に天面と裏面にCFRP(カーボンファイバ強化樹脂)のパネルを採用。軽さと強度を兼ね備えるうえ、炭素繊維による独特の質感も実現している。
これだけの軽さとスペックにも関わらず、バッテリー駆動時間は店頭販売モデルで約9時間(スタミナモード時、JEITA測定法 1.0)を実現。オプションの大容量バッテリーでは、最大で約17時間のバッテリー駆動時間を確保している。軽量モバイルノートのtype Tシリーズに匹敵するバッテリー性能と言える。
高級感あふれるデザイン
プレミアムな製品を彩るデザインも見逃せない。天板のCFRPパネルは落ち着いた黒の質感で、パームレスト側はアルミニウムの1枚板を成形したパネルで覆われている。
バッテリーがディスプレーの円筒形のヒンジと一体化する「シリンダーフォルム」を採用。本体やディスプレー部の薄さと相まって、スリムなバインダーのような外観を成している。
CTOモデルでは、天板に上品な柄をプリントした「プレミアムデザイン」3種類も用意されている。
店頭販売モデル(VGN-Z70B)の主なスペックは以下のとおり。なお、製品の特徴とそれを実現する技術については、設計担当者へのインタビュー記事にて、別途お届けする。
VGN-Z70B の主なスペック | |
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CPU | Core 2 Duo P9500(2.53GHz) |
メモリー | DDR3-1066 2GB |
グラフィックス | GeForce 9300M、Intel GM45 Expressチップセット内蔵 切替式 |
ディスプレー | 13.1インチワイド 1366×768ドット |
HDD | 200GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
無線通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n(ドラフト2.0)、Bluetooth 2.0+EDR |
カードスロット | ExpressCard/34、メモリースティック、SDメモリーカード |
インターフェース | USB 2.0×2、HDMI出力、アナログRGB出力(D-Sub 15ピン)、LAN(10/100/1000BASE-T)、i.LINKなど |
サイズ | 幅314×奥行き210×高さ33mm(最厚部) |
重量 | 約1.45kg |
バッテリー駆動時間 | 約9時間(JEITA測定法 1.0) |
OS | Windows Vista Home Premium SP1 |
価格 | オープンプライス(予想実売価格 約26万円前後) |
