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1ギガ500円時代のSDカード活用テク

2008年05月30日 17時51分更新

文● 柳谷智宣

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パソコンでSDメモリーカードを活用したい

暗号化をかけるには、まずはフォルダやファイルのプロパティを開き、「全般」タブの「詳細設定」をクリック。「圧縮属性または暗号化属性」の「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックする

暗号化をかけるには、まずはフォルダやファイルのプロパティを開き、「全般」タブの「詳細設定」をクリック。「圧縮属性または暗号化属性」の「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックする

 パソコン上で大容量のリムーバブルメディアとして利用するのも王道だ。絶対に人に見せられないデータをSDメモリーカードに保存し、持ち歩くという手もある。メディアがコンパクトなので、財布に入れておけばいい。

 その際は、情報漏洩に備えて暗号化をかけておくと安心だ。Windows XP ProfessionalやVista Business/Ultimateを使っているなら、「EFS暗号」という機能が利用できる。暗号化をかけたユーザーしかメディア内のファイルを開けなくなるので、万一メディアを紛失してもデータの流出が防げる。SDメモリーカードのファイルシステムがFATの場合は、NTFSファイルシステムでフォーマットしておこう。

 そのほか、SDメモリーカードをWindowsにログオンするためのセキュリティーキーに使ったり、Windows Vistaでメモリーストレージをキャッシュ的に利用する「ReadyBoost」用に設定するといった活用法がある。

 大容量のSDメモリーカードがあれば、数百MBぐらいのデータだったら難なくやりとりできるし、デジカメ、ビデオカメラの記録媒体にもなる。特にmicroSDカードなら普段は携帯電話機で利用でき、いざストレージが必要になったら携帯電話機から抜いてSDメモリーカードとして利用できるので便利。手元に1枚くらいは置いておきたいところだ。

 ちなみに、昨年は夏休みを前に大容量メディアが品薄になった。今年は商品の数が潤沢にあるというものの、今のうちに手に入れておいた方が安全だ。

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