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シャープ、スキャン文書などをSDメモリーカードに保存できるファクシミリ複合機を発売

2007年10月02日 22時37分更新

文● 編集部 若林健太

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 シャープ(株)は1日、電話/ファクス/カラーコピー/プリンター/スキャナーの機能を搭載するファクシミリ複合機「見楽る」(みらくる)シリーズの新機種として、スキャナーで読み取った文書や受信したファクス、携帯電話機の写真などをSDメモリーカードに保存する「電子ファイル」機能を搭載した4機種を発表した。

 ラインナップは、子機が1台付属する「UX-MF70CL」、子機が2台付属する「UX-MF70CW」、原稿を10枚までセットできる自動原稿送り装置(ADF)を装備する(子機は1台)「UX-MF80CL」、UX-MF80CLの子機を2台に増やした「UX-MF80CW」の4機種。発売日はUX-MF70CLとUX-MF70CWが今月19日、UX-MF80CLとUX-MF80CWが11月22日。価格はいずれもオープンプライスで、予想実売価格は順に4万3000円前後、5万1000円前後、5万1000円前後、5万9000円前後。

UX-MF70CLとUX-MF80CL

UX-MF70CL(左)とUX-MF80CL

 電子ファイル機能で保存したデータは、本体に装備された4.3インチASVカラー液晶液晶ディスプレーで確認できるほか、LAN経由で接続したウェブブラウザー機能を備えたテレビやゲーム機などでも閲覧が可能である。テレビのリモコンで写真のプリント操作も行なえる。

 また、コピーやファクス送信の前に、読み取った原稿の歪みやズレを液晶ディスプレーで確認できる「見てからコピー」機能や、電話帳に登録した相手から電話がかかってきたときに相手の名前を音声で伝える「誰からコール」機能も搭載している。

 4機種いずれもUSB 2.0(Full Speed対応)と10/100BASE-TXを備え、パソコン用のプリンターやスキャナーとしても利用できる。IrSimple/IrDAの赤外線通信にも対応する。

 UX-MF70CLとUX-MF70CWの本体サイズは幅495×奥行き337×高さ160mm(アンテナを除く)、子機のサイズは幅44×奥行き35×高さ169mm。X-MF80CLとUX-MF80CWの本体サイズは幅495×奥行348×高さ188mm(アンテナを除く)、子機のサイズはUX-MF70CL/UX-MF70CWと同等。

「デカ文字ボタン」を搭載したデジタルコードレスファクシミリも発売

UX-D17CL

UX-D17CL

 あわせて同社は、コードレスファクシミリ「fappy」(ファッピィ)シリーズの新機種として、「デカ文字ボタン」を搭載した「UX-D17CL」と、UX-D17CLの子機を2台セットにした「UX-D17CW」を今月26日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は順に2万円前後、2万8000円前後。

 よく使うダイヤルボタンや3つのワンタッチボタンのサイズを大きくして、文字を見やすくしたデカ文字ボタンを搭載する。また、搭載部品の小型化や高密度設計により、従来機種「UX-D16CL」に比べて体積を約50%に縮小した。

 機能面では、相手の名前を音声で伝える「誰からコール」のほか、ボタンを押した時点から45秒間さかのぼって会話を録音する「戻って録音」などを搭載する。

 本体サイズは幅296×奥行き180×高さ86mm、子機のサイズは幅44×奥行き35×高さ169mm。

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