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カレーを食べて宇宙飛行士気分を満喫

インド人も宇宙人もビックリ!

2008年04月24日 21時21分更新

文● 末岡大祐/アスキーネタ帳編集部

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 国際宇宙ステーションに日本の実験棟「きぼう」が参加することになり、日本人宇宙飛行士が宇宙に長期滞在することが予想されます。そのため、JAXA(宇宙航空研究開発機構)では「宇宙日本食」を供給するために、独自の規格を定めて様々な食品を認証しました。これまでは宇宙食と言えばアメリカなどで作られたもの、というイメージがありましたが、今後は日本でも積極的に宇宙食の開発が行なわれるのではないでしょうか。

キムチ

スペースキムチ。日本食が宇宙に行くなら韓国食が行ってもおかしくないですね。今月11日、実際に宇宙食として国際宇宙ステーションに持ち込まれたことでも話題になりました。今後は、スペースチゲとかスペースチヂミとかが出てくるのではないでしょうか。韓国料理は辛いモノが多いので、味覚が麻痺するという宇宙空間には最適かもしれません

 ただし、これらの宇宙食はあくまでも宇宙飛行士用です。もっと宇宙食を身近に感じてもらおうと、宇宙食の技術を使って一般市場向けに作られたモノが、博物館などで売っている宇宙食なのです。今回は、数種類の宇宙食を買いましたが、その中でも最新の商品である「スペースカレー<ビーフ>」に注目したいと思います。

ライスケーキ

スペースモチ。無重力空間でモチモチ感がどのようになるのか興味深いところです。他の商品と比べて、水を使って元に戻して食べます。昔は宇宙空間で水を使って調理するのは御法度だったようですが、最近ではレトルト食品や水を使った食品が好まれているとか

 味や見た目に関しては、ゲーム・ホビーの記事(関連記事)を見ていただくとして、こちらでは製造社であるハウス食品(株)にスペースカレーに関するインタビューを行ないました。1個525円と、他のレトルトカレーと比べると若干高価なスペースカレー。その値段の秘密とは!?

パッケージから出してみました。スペースキムチはカップラーメンの具という感じです。スペースアイスケーキは普通のビスケットっぽい。スペースモチはこの状態での大きさはプレステ2のメモリーカードくらいですね。きな粉と砂糖が付いているので、お好みに合わせて食べることができます

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