国際宇宙ステーションに日本の実験棟「きぼう」が参加することになり、日本人宇宙飛行士が宇宙に長期滞在することが予想されます。そのため、JAXA(宇宙航空研究開発機構)では「宇宙日本食」を供給するために、独自の規格を定めて様々な食品を認証しました。これまでは宇宙食と言えばアメリカなどで作られたもの、というイメージがありましたが、今後は日本でも積極的に宇宙食の開発が行なわれるのではないでしょうか。
ただし、これらの宇宙食はあくまでも宇宙飛行士用です。もっと宇宙食を身近に感じてもらおうと、宇宙食の技術を使って一般市場向けに作られたモノが、博物館などで売っている宇宙食なのです。今回は、数種類の宇宙食を買いましたが、その中でも最新の商品である「スペースカレー<ビーフ>」に注目したいと思います。
味や見た目に関しては、ゲーム・ホビーの記事(関連記事)を見ていただくとして、こちらでは製造社であるハウス食品(株)にスペースカレーに関するインタビューを行ないました。1個525円と、他のレトルトカレーと比べると若干高価なスペースカレー。その値段の秘密とは!?