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100人以上の鉄が大集結!! 

“鉄子”豊岡真澄最後の営業!? 鉄人ソフト発売イベントに突撃

2008年04月01日 22時26分更新

文● 伊藤 真広

豊岡真澄さん

7月に第一子が誕生するということで、3月31日を持って引退して育児に専念するという豊岡真澄さん。日本初の鉄ドルとして活躍していたがこれからは鉄ママとして活動していくとのことだ

 27日に鉄人力が試されるDS用ソフト「鉄道ゼミナール -JR編-」の発売を記念した「豊岡真澄さん引退直前『鉄道ゼミナール』発売イベント」がソフマップアミューズメント館にて開催された。
 発売イベントには、同ソフトの制作を担当した向谷実氏と、3月末をもって引退した鉄道アイドルの豊岡真澄さんが司会兼ゲストとして登場。会場には平日にもかかわらず100人を超える鉄人と豊岡さんのファンが終結していた。

 「鉄道ゼミナール -JR編-」は、JRグループ全社の協力で誕生したソフト。同グループといえば地区ごとに旅客業務を行なっている東日本、西日本、東海、北海道、四国、九州の6社が有名だが、これに加えて本ソフトでは貨物を取り扱うJR貨物という普段の生活にはなじみの薄いであろう会社にも協力を仰いでいるのだ。

売れ行きしだいでは、私鉄編や地下鉄編などの続編が作られる可能性も!

今回は、JR編となっていたが、本タイトルの売れ行きしだいでは、私鉄編や地下鉄編などの続編が作られる可能性も!

 鉄道ゼミナールという名前の示すとおり、単なるクイズゲームだけではなくコラムや鉄道用語、車両データなども収録されており、日々の鉄道旅行に持って歩き、行く先々で出会った鉄道などを調べられるようになっている。
 ゲーム要素であるクイズ(検定)で収録されている問題は全部で1500問。問題の作成は、向谷氏率いる音楽館のスタッフの英知を結集した秀逸なものばかり。しかも、それらすべての問題がJR各社のチェックを受けているというのだから、内容にも期待して間違いないだろう。

来場者の男性比率は9割以上のイベント会場

来場者の男性比率は9割以上。向谷氏は「普段は鉄分の多いトークをするとドン引きしてしまうけど、ここなら安心」と興奮気味だった

向谷実氏

音楽家にして「Train Simulator」の生みの親の向谷実氏

 向谷氏は「自分たちで作っていますが、一番難しい超特級は、100点取れないこともある」とコメントし、豊岡さんは「初級はクリアできましたが、中級では2、3回受験しないと合格できませんでした」と語るほど。また、豊岡さんを鉄道アイドルとして育てあげた生みの親で、鉄道ファンから熱い支持を集めるマネージャーの南田氏も100点は取れなかったとのことだ。

 とはいえ、初級や中級は鉄道に詳しくない人でも何回かプレイすればクリアできるレベル。向谷氏は「これをプレイすることで、鉄道に興味ない人が持ってもらう機会になってくれる内容になっている」と話していた。

鉄人たちが集まっているということもあり、専門用語もバンバン飛び出し、ステージ上の向谷氏のテンションは上がりまくり! プロジェクターに映し出される映像の解説を行う際も身振り手振りを交えて行うほど

 続いて、ゲームに出題されている問題を使ったゲーム大会が行なわれた。出題された問題は、初級、中級からの出題とのことだが、会場にいる鉄人たちが間違えてしまったり、1人しか手を上げなかいといった1コマも。

舞台に登場した「SUPER BELL''Z」の野月貴弘氏

向谷氏とコラボ曲が発売されることが決まっている「SUPER BELL''Z」の野月貴弘氏がプライベートで遊びに来ていたのだが、ゲーム大会の途中で向谷氏に呼び出されて、舞台に登場する一幕も

 ちなみにこのゲーム大会で、正解した人には、豊岡さんのサイン入り時刻表と同ソフトのポスターがもらえた。

引退してしまう豊岡さんのサインをもらえる機会は、残り少ないということもあり、手に入れたファンの中には大きくガッツポーズを取る人の姿も見られた

プレゼントの豊岡さんのサイン入り時刻表

プレゼントの豊岡さんのサイン入り時刻表。豊岡さんも時刻表にサインをしたのは初めてということで、超レアアイテムといっても過言ではない!

 最後に豊岡さんから、会場を訪れたファンへ引退するにあたってメッセージが送られ、向谷氏から花束が渡されてイベントは終了となった。

豊岡さんから「6、7年間の活動を通じて、鉄道を好きになったので、これからはママ鉄として、子どもを連れてイベントには顔を出したいです。見掛けたら声をかけてください。ありがとうございました」とファンにメッセージを送った。また、生まれてくるお子さんには「大好きな有楽町線の10000系車両に乗せたい」とも話していた

【取材協力】

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