米アップル社は14日、開発者向けイベント「WWDC 2008」(Worldwide Developers Conference 2008)を6月9〜13日の5日間、サンフランシスコで開催すると発表した。
WWDCは毎年開催されている開発者向けのカンファレンスで、全世界のエンジニアやIT関係者が対象。今年からiPhone部門が新設された。
アップルのエンジニアがiPhone OS、Leopard、Leopard Serverの最新技術を披露する「テクニカルプレゼンテーションセッション」のほか、Mac/IT/iPhoneに分かれてアップルのエンジニアからアドバイスを受けられる「ラボ」、参加者が持ち込んだノートパソコンの上でアップルのエンジニアから指導を受けられる「ハンズオンセッション」が予定されている。
現在、アップルストアにて参加チケットを購入可能だ。価格は単純な参加チケットにあたる「WWDC Eチケット」が1枚あたり13万9800円、5枚セットで55万9200円。参加チケットに加えて、プレリリース版ソフトやテクニカルサポート(2回)、開発用ハードウェア(1台)を値引き購入できるといった特典が得られる「ADC Selectメンバーシップ」がセットになった1年間有効のパッケージが18万5050円。テクニカルサポート(8回)や開発用ハードウェアの台数(10台)が増える「ADC Premierメンバーシップ」の年間パッケージが39万5800円。