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Apple Product Review:UIの概念を一変させる革新に満ちた音楽プレーヤー

APR: iPod touch

2008年01月14日 15時02分更新

文● 柴田文彦、MacPeople編集部

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2. Operation


マウスを指に置き換えて直接画面に触れる操作

 iPod touchは、iPhoneの操作体系をほとんどそのまま採用している。Macでのマウスによる日常的な操作を指に置き換えたものが多い。しかし、touchならではのユニークな操作方法もいくつか組み込まれている。

 例えば、touchのアイコンに割り振られた機能を実行するには、アイコンを「タップ」する。タップとは、指で画面に軽く1回だけ触れてすぐに離す操作だ。また画面に表示されたスライダーの操作は「ドラッグ」すればいい。これらは、まさにマウスポインターを指に置き換えた操作と言える。

  基本操作:タップ

APR: iPod touch

メイン画面に表示されたソフトのアイコンは、1回軽く触れるだけで起動する。この操作は、マウスのクリックに相当するものでtouchでは「タップ」と呼び名がついた

  基本操作:ドラッグ

APR: iPod touch

touchのロックを解除の際によく使う操作方法だ。スライダーをずらす操作は、マウスの「ドラッグ」とほとんど同じ。始点に指を触れてそのまま動かして終点で指を離す

 「フリック」は、画面に触れた指を素早く動かしてから離す操作で、画像やページをスクロールする際に行う。これによって、あたかも慣性力が働いたように、画面はしばらくスクロールしてから徐々に停止する。ウィンドウやスクロールバーを搭載せずに、画面操作をスムーズに行う工夫だ。

  基本操作:フリック

APR: iPod touch

画面のスクロールや、回転ダイヤル状のポップアップメニューを選択する場合には、画面を動かしたい方向に素早くこするように操作する。これが「フリック」だ

 Macのダブルクリックに相当する「ダブルタップ」は、名前の通りタップを2度繰り返す。touchの場合、これは一種のズーム機能で、画像やページを素早く拡大表示したり元に戻したりできる。操作は似ているが、ダブルクリックとは機能が異なっている。

  基本操作:ダブルタップ

マウスの「ダブルクリック」に相当する操作だが、機能はiPod touch独特のもの。通常は縮小表示されている画像などを1:1の大きさに拡大したり、また元に戻したりする。またSafariでは、ページに含まれる画像だけを画面いっぱいに拡大したり、元に戻す機能として使える

 マウスで不可能な操作が「ピンチイン/アウト」だ。2本の指で画面をつまんだり、引き延ばして、画像やウェブページを縮小/拡大する。このような直感的な操作は、画面全体がタッチパネルとなったtouchならではだろう。

  基本操作:ピンチイン/ピンチアウト

touchならではの直感的な操作方法で、画面や写真を任意の大きさに拡大/縮小できる。2本の指を使うという、ほかのタッチセンサー式の機器ではほとんど見られない操作だ。斬新だが、知らなければ気づきにくい。慣れないうちは、操作しにくいと感じることもある

 一方、文字入力は前述の操作に比べると、煩わしいと言わざるを得ない。基本的には画面のキーボードに触れて文字を入力する。画面の幅が狭いので、慣れないうちは異なるキーに触れてしまう。ただし、そのまま指を離さずにスライドさせると、正しいキーを入力できる工夫が施されている。日本語入力はローマ字入力のみだが、携帯電話同様の推測変換機能が組み込まれているので、効率的な入力が可能だ。人名やマイナーな単語の変換にが面倒なところも携帯電話と同じだ。

  キーボード操作:英数切替とシフト

APR: iPod touch

言語環境の設定で「英語」を有効にすれば、英語キーボードを利用できる。数字や記号、または日本語入力との切り替えは、地球儀のキーをタップする

APR: iPod touch

「Z」の左にある「↑」キーは、1回の入力だけに有効なキャプスロックキー。これをタップすると光った状態となり、そのときタップした文字が大文字として入力される

  キーボード操作:推測変換とルーペ

APR: iPod touch

日本語入力は携帯電話などと同じく、それまでに入力した文字から、その先に入力されそうな文字も含んだ変換候補を表示する。その中から選んだ文字列を入力すればいい

APR: iPod touch

すでに入力済の文字列に触れると、自動的に拡大表示となり、文字列中のカーソルの位置も確認することができる。指を左右に動かせばカーソル位置を移動できる

 ほかのiPodとは異なり、Wi-Fi接続によってiTunes Storeから音楽やビデオを購入できるのが、touchの大きな特徴のひとつ。iTunes Storeには、touch専用のインターフェースが用意されているので、「おすすめ」や「トップ10」の曲目は、驚くほど簡単に試聴/購入が可能だ。もちろんアーティストや曲名によって検索して購入できる。Spotlightと同様にインクリメンタル検索となっており、1文字入力するたびに次々と候補が絞り込まれていくので、素早く目的の曲にたどり着けるだろう。

  Wi-Fi Storeで音楽を購入

APR: iPod touch

iTunesアイコンをタップすると、「iTunes Wi-Fi Music Store」の画面が開く。「おすすめ」「トップ10」といったページがあらかじめ用意されており、選んだ曲名をタップするだけで試聴できる。もちろん曲を検索することも可能だ

APR: iPod touch

購入したい曲が決まったら、曲名の右の価格のボタンをタップすると「今すぐ購入」ボタンに変わる。もう一度そのボタンをタップすれば、Apple IDのパスワード入力画面が現れる

APR: iPod touch

正しいパスワードを入力すると、そのまま曲データのダウンロードが始まる。ダウンロードが完了した曲は「購入したもの」というプレイリストに自動的に登録される


(次ページに続く)

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