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iPod touchロードテスト Vol.3 (タッチスクリーン編)

指先に反応するtouchの直感&快感操作

2007年09月24日 23時32分更新

文● MacPeople編集部

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iPod touchロードテストの3回目は、その特徴であるタッチスクリーンの操作体系について触れる(Apple Storeで見る)。タッチスクリーンといえば、銀行のATMなどを連想するが、touchはまったく比較にならないユニークなの操作性を備えている。この直感的な操作は実際に手にとったときに感動すら覚えるものだ。直営店や大手量販店で46の店頭デモも順次始まるので、ぜひとも実機を触ってほしい。

iPod touch外箱

iPod touchの外箱。ホームボタンにくぼみがあるなど、凝った加工が施されている

iPod touch内容物

付属品は、イヤフォン、USBのDockケーブル。Dockアダプター、設置用スタンド、簡易マニュアル、クリーニング布などとなっている(写真は英語版)

付属のスタンドを使えば、iPod touchの縦置き、横置きが可能だ。縦置きの状態でPCとの同期を実行したい場合は、別売りの「Apple Universal Dock」(5800円)が必要

iPod touchシンクロ画面

iPod touchをPCをシンクロさせると、写真のようにバッテリー残量などを表示する画面になる。下のスライドスイッチを操作することで、同期を中止可能だ

iPod touchの操作体系

アップルジャパン(株)では、iPod touchのタッチパネルを使った6種類の操作について、タップ、ダブルタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン/ピンチクローズ、ピンチアウト/ピンチオープン——と命名している。ここからは、それぞれの操作を写真で見ていこう。

タップ/ダブルタップ

タップ/ダブルタップ

タップ/ダブルタップは、マウスのクリック/ダブルクリックと同じ操作。指先で画面をポンと叩くとソフトの起動やSafariでリンク先にジャンプできる。ダブルタップは、ウェブページや写真を素早く拡大したいときに役立つ。ポンポンと叩いた部分を中心に拡大する。Safariでタップした指を離さずに長押しした場合は、写真のようにリンク先の情報がポップアップ表示される

ドラッグ/フリック

Safariでは複数のタブを切り替える先に指先を左右に動かすとタブが切り替わる。これがドラッグ操作。フリック操作はドラッグ操作と似ているが、ウェブページや画像を拡大した際に目的の部分へスクロールさせる操作を呼ぶ。ドラッグよりも比較的長い時間、指先を付ける操作だ

PCとの同期の中止やロックからの解除は、画面上のスライドスイッチを右側にスライドさせる。これもドラッグ操作だ

写真の閲覧時も、Safariと同様のドラッグ操作で画像をめくっていく。指先に追従するので、ゆっくり動かすと写真がスライドする動きも緩やかになる

ピンチイン/アウト

ピンチイン/アウトは、主に写真の閲覧時に多用する操作だ。拡大したい部分に、親指と人差し指(中指)の腹同士を合わせて置き、外側に広げるように二本の指を離す。これがピンチアウト。この逆の操作がピンチインだ。写真のように、ピンチアウトした画像をさらにピンチアウトすることも可能。ただし、オリジナル画像の解像度まで拡大することはできない

iPod touchは、日本語版Windows環境での不具合が伝えられている。開封後、本体の電源スイッチを押すとPC上のiTunesとの同期を促す画面が現れるが、実際にシンクロさせてもiPod touchが動作しないようだ。編集部ではMac環境で同期したために問題は確認できていないが、この問題については新たな情報が入り次第、ニュース記事で報告したい。


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