国内で入手可能な4アイテム
こちらの記事で紹介した、「ガジェット5」は、ちょっとズルイところもある。大ウケなのは、一般の人にはなかなか入手しづらい製品ばかりだからだ。実際、5つの製品のうち、日本で一般コンシューマー用に発売されているのは「Rolly」だけになる。
そこでもう4製品、一般向けに発売されている、今年のお勧め製品を追加で紹介させてもらえればと思う。
【1】eneloop mobile booster
1つ目は、私の忘年会を影で支えてくれているアイテム、「eneloop mobile booster」だ(関連記事)。映画「不都合な真実」の公開もあり、環境への関心も高まった今年、サンヨーのeneloopシリーズが、隠れたヒット商品として大きな注目を集めた。
筆者の家も電池が切れるたびに、eneloopが2本、4本単位で増え続けており、おそらくすでに家にある乾電池の8割近くがeneloopで置き換わっている。
しかし、身の回りにはデジカメやケータイ、EM-ONEのようなPDA、iPodなど乾電池では動かない製品も多い。
うれしいことに、最近ではこうしたほとんどの製品には、USB経由で充電できるケーブルが用意されている。
そしてeneloop mobile boosterと、それらUSB充電ケーブルを持ち歩けば、外出先で携帯でも、iPodでも(iPhoneでも)、EM-ONEでも充電できてしまうのだ。忘年会が2つ、3つ連続して入っているようなときには、まさに必須アイテムなのだ。
【2】MX Air
2つ目はロジクールの「MX Air」(関連記事)。空中で操作ができるマウスだ。
マウスと言えば、これまで机の上を滑らせて操作するものだった。MX Airはもちろん、卓上でも使うことができるが、そのまま持ち上げて空中で動かしても、ちゃんとマウスカーソルが反応してくれる。
おまけに手をクルっと回すと、iTunesで曲送りをしてくれたりと空中ジェスチャー機能も搭載している。
筆者が一番、お気に入りのジェスチャーは、空中でボタンを押しながらマウスを左右に振って音量調整する機能で、これがなんとなく気持ちがいい。
完全ワイヤレス操作だし、プレゼンの時のスライドめくりようのマウスとしては最高だし、見た目もかなりかっこいい。ちなみにワイヤレス受信部を超小型にしてマウス本体に内蔵して持ち歩けるようにした「VN Nano Cordless Laser Mouse for Notebooks」もかなりのお気に入りだ。マウス用のケースが付属しているのだが、このケースがまたかっこいい。
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