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eneloop、MX Air、iPod touch、EM・ONE

今すぐ入手! 林信行が今年使い倒した「4つの逸品」

2007年12月30日 09時00分更新

文● 林信行

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【3】iPod touch


 3つ目は、アップルの「iPod touch」(関連記事)。

iPod touch

「iPod touch」。8GBモデルが3万6800円

 iPhoneと比べると足りない部分もあるが、それでもiPod touchでも、タッチ操作を経験したことがない人には十分衝撃的で、忘年会/新年会に持っていけば話題のアイテムになることは間違いない。

 特に東京都内だと、最近、東京メトロの全駅でiPod touchを接続できるようにした公衆無線LANサービス「HOTSPOT」のキャンペーンが行われているので、電車のちょっとした待ち時間にもウェブブラウジングができて便利だ(関連記事、ただし、電波の感度があまりよくないので、駅のどこに無線LANのアクセスポイントがあるかを調べておく必要がある)。



【4】EM-ONE


 4つ目は、イーモバイルの「EM・ONE」だ(関連記事)。ただし、モノとしてのデキの良さ、質の高さを誉めるつもりはない。

「EM・ONE」

「EM・ONE」。現在は後継機の「EM・ONE α」が発売中。本体価格は回線契約の初期費用に含まれており、最も安い「ライトデータプラン(にねん)」では3万9800円となる(別途契約手数料として2835円が必要)

 iPodを真似た製品パッケージを見た段階まではウキウキしていたが、電源スイッチが入れづらく、そこだけで一気に使う気が失せてしまった。

 シャープ製品だけあって液晶画面は美しいが、その液晶をスライドさせる機構は安っぽい。htc社などの新興ベンチャーの製品と比べてもチャチな印象があるのだ。ワンセグ機能も、とりあえず搭載しているものの、携帯電話のワンセグと比べて受信感度が悪く、録画機能もない。

 高いスペックを、安価に提供するための苦労はあったのだろうが、とりあえず仕様を満たしただけで力尽きた感じがそこら中からにじみ出ている。

 開発者の方々には、年末に気分を害することを書いて申し訳ないが、ぜひとも次の製品では、もう少し細部の質の向上を目指して頑張ってほしい。その技術力を持っていることは十分伝わってくるし、名誉挽回の余地はいくらでもあると思う。スペックシートの上では素晴らしい製品なので、これに作り込みの素晴らしさが加われば「鬼に金棒」となるはずだ。

 ハードとしての出来映えには不満が残るものの、それでも43都道府県で3.6Mbpsで高速かつ定額でつながるイーモバイルの通信網を持っていること。OSとしての使い勝手は極めて悪いが、それでもPDA用OSとして実績があり、開発環境が整っているWindows Mobileを搭載しているおかげで、この製品を魅力的にする製品がいくつか出回っていることなどが魅力だ。

 Spider Proでも紹介した「Slingbox」もその1つだし、どこにいても自分専用の無線LANホットスポットをつくりだせる「ZERO PROXY」というソフトを使えば、東京メトロの駅だけでなく、電車やタクシーの移動中でも、iPod touchの快適なWebブラウザを使ってインターネットを楽しむことができる(残念ながらEye-Fiを使った写真転送には今のところ使えないようだ)。

 またSkypeを使って、チャットをしたり、通話したりできるのも便利だ。


(次ページに続く)

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