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ロジクール、空中操作可能な無線レーザーマウス『MX Air』を発売

2007年08月08日 00時00分更新

文● 編集部 太田 渉

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(株)ロジクールは8日、机上のほか空中でも操作が行える充電式のコードレスレーザーマウス『MX Air』(MX-A)を9月7日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。直販サイト“ロジクールオンラインストア”での価格は1万8800円。

MX Air

MX Air

MX Airは、独自技術“Freespace モーションコントロール テクノロジー”を採用することにより、慣性を利用した空間操作が行なえるマルチメディア向け充電式コードレスレーザーマウス。マウスを動かすと微小電気機械システム“MEMS”(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)慣性センサーによって、動作の暫定予測データが算出される。この予測データを補正・変換・翻訳することで、実際の動作推定値を割り出し、その上で動作時の手の微動を差し引いて正確な動きを行なうという。なお、机上で操作する場合は従来のレーザーマウスとして利用できる。

正面図

正面図

側面図

側面図

充電クレードルに設置した状態

充電クレードルに設置した状態

マウスの分解能は800dpiで、ボタン数は8つで、左右ボタンのほか、上下のスクロールパネルを含む6つのボタンが中央に並ぶ。パソコンのボリューム調整は、中央に配置されている“ボリュームボタン”を押して、左右に振るだけで強弱を変えられる。また、音楽の選曲時は“再生ボタン”を押しながら時計回りに円を描くようにマウスを動かすと次の曲に、反時計回りに円を描けば前の曲に移動できる。スクロールホイールは、タッチセンサー方式のスクロールパネルを採用する。パネル表面をなぞる指のスピードでスクロール速度を変化させられる。

本体サイズは幅58.2×奥行き126.8×高さ34.6mm、重量は93g。レシーバーのサイズは幅14.3×奥行き50.8×高さ6.7mm、重量は5g。充電クレードルのサイズは幅65.1×奥行き64.8×高さ54.6mm、重量は107g。光沢処理を施したブラックの半透明トップケースとシルバーをベースにしたデザインとなっている。レシーバーの操作距離は約10m。電源はリチウムイオン充電池を利用し、専用クレードルで2.5時間充電すれば約5日間利用できる。対応OSは、Windows Vista/XP。保証期間は3年間。

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