覚えておきたい割引・キャンペーン
Q プロバイダ料金はどのくらいかかる?
A au one netを利用している場合、パケットサービス利用料682円がかかるが、ひかりone やADSLを利用している場合は無料となる。他のPacketWIN/PacketOne対応プロバイダでは、BIGLOBEで月額525円(他の接続コースのオプションとして)、So-netで月額最大525円(最大額まで従量制、毎分10.5円)といった料金がかかる。
Q どんな割引が受けられる?
A すでにauの音声通話携帯を持っているなら、データ通信端末、音声通話端末と合わせて2台を契約し「WINシングルセット割」を利用すると、データ通信の月額料金が315円割引になる。フルサポートコースでも、シンプルコースでもこの割引が受けられる。また、自宅でADSL10Mを利用する場合、KDDIまとめて請求で「WINシングル定額」を契約するとADSL10Mが月額1575円になる「ADSLセット料金」が利用できる。
Q お得なキャンペーンは?
A フルサポートコースで契約すると、月額料金をWINシングル定額 (シンプルコース) の料金に引き下げる優遇が受けられる。シンプルコースで契約した場合、マンスリーポイント付与される。月々のポイントは36~114ポイントになる計算だ。どちらのキャンペーンも、2009年1月末までとゆったり利用できる。
トラフィック制限がある点には注意
Q トラフィック制限があると聞いたけど
A 回線が混雑している状況で大容量のデータ送受信を行う場合、通信速度の制御が行われたり、あまりにも大容量のデータ通信を行うと切断されることがある。ただし、NTTドコモのように通信の種類やアプリケーションによる制限はない。
Q 解約するとどうなる?
A フルサポートコースで契約の場合、24ヵ月未満で解約すると、フルサポート解除料がかかる。解除料は一律で、12ヵ月未満の場合1万8900円。徐々に下がっていき、19~24ヵ月までの場合6300円となる。
エリアは広い、オンラインストレージなど上りの通信が多い人に
Q どういう人にお勧め?
A auならではの高速通信対応エリアの広さが魅力。東名阪エリアを中心に、33都道府県178市区町村で高速通信が利用できるため、出張などが多い場合でも対応できる。
また、上り通信速度が1.8Mbpsと速い点も注目したい部分。例えば、ウェブページの閲覧やプログラムのダウンロードばかりでなく、アップロードも多く発生する「オンラインストレージ」のユーザーにもよい。こういった場合、ドコモやイー・モバイルの上り384kbpsはストレスの元になる可能性があるので、auの定額データ通信がおすすめだ。
さらに「××パケット使ったからいくら」の計算から解放されたい人にも料金を一律にしやすいWINシングル定額は分かりやすいと言えそうだ。

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