発売以来、人気の「GeForce 8800 GT」ビデオカードに、従来の半分となる搭載メモリDDR3 256MB版が登場した。第1弾はXFX製のノーマルモデル「PV-T88P-UDFP」とオーバークロックモデル「PV-T88P-UDDP」の2モデルだ。
製品はコア/メモリクロックが定格の600MHz/1800MHzの「PV-T88P-UDFP」と、650MHz/1600MHzにオーバークロックした「PV-T88P-UDDP」の2モデル。冷却ファンは従来のリファレンスモデルよりも大きい約70mm口径タイプを採用している。搭載メモリは冒頭でも触れたようにDDR3 256MBで、インターフェイスはDualDVI/HDTV-OUTという構成だ。
さて、問題となるのはこのカードの販売価格。以下に掲載したとおりノーマルモデル、オーバークロックモデルいずれも3万円を越える価格となっている。以前こちらでもお伝えしたとおり、バルク版ながら2万円台でも購入可能なメモリ512MB版も存在し、加えてリテール版でも3万3000円ほどで販売されているのが最近の秋葉原での相場。メモリ容量が半減したことで、販売価格もそれなりに下がると予想していた(普通はそうなのだが……)ユーザーにとっては残念な結果となってしまった。年末にかけて購入予定のある人は、ここは割り切って多数のモデルが発売されている512MB版を購入するのが正しい選択といえそうだ。
価格 | ショップ |
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「PV-T88P-UDFP」 | |
¥30,980 | アーク |
¥31,770 | フェイスパーツ館 |
¥31,780 | TWOTOP秋葉原本店 |
¥32,340 | USER’S SIDE本店 |
「PV-T88P-UDDP」(OCモデル) | |
¥33,600 | USER’S SIDE本店 |
¥33,770 | フェイスパーツ館 |
¥33,780 | TWOTOP秋葉原本店 |