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秋葉原らしいちょっとマニアックなCDが日本の伝統と冬という季節をひっさげて登場

2007年12月01日 23時47分更新

文● 師 忍

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 声優さんを使った学習向けCDを販売しているDEARSより、日本の昔話を朗読する「Come across~DEARS朗読物語~ Vol.4 日本の昔話3」と、いろはカルタをドラマ形式で紹介する「いろはカルタでGO!GO!GO!(江戸編)」の2タイトルが同時に発売された。

 まず「Come across~DEARS朗読物語~ Vol.4 日本の昔話3」は、朗読CDシリーズの4作目。これまで日本の昔話2タイトルとグリムの童話が発売になっており、今回は日本の昔話の3作目になる。今回、朗読を担当しているのは、川澄綾子さん、若本規夫さん、井上喜久子さんの3人。朗読シリーズは毎回担当キャストが変わるのも魅力の1つだ。2枚組で、1枚目には「こぶとり爺さん」、「猿かに合戦」、「わらしべ長者」、2枚目には「文福茶がま」、「一寸法師」、「安達が原」と全6話を収録。どのタイトルも日本の代表的な昔話なので、声優ファンのみならず子供の子守唄代わりなど、本来の昔話活用法にも利用したい。店頭での販売価格は3000円だ。

「Come across~DEARS朗読物語~ Vol.4 日本の昔話3」のジャケットは、日本の冬を感じさせる着物の少女がメイン。雪兎がかわいらしい

 もう一つの「いろはカルタでGO!GO!GO!(江戸編)」は、いろはカルタをアイドルユニットが紹介するというドラマ形式のCD。「江戸編」というのは、いろはカルタが地域により内容が違うからだそうで、今回は江戸、すなわち東京で使われているカルタをベースに作ったバージョンだ。そのため江戸時代などの時代を意味しているわけではない。ドラマを進めるアイドルユニット「IROHANI」は、桃井はるこさんが演じる「はづき」、中原麻衣さんが演じる「にな」、清水愛さんが演じる「いろり」の3人で構成。桃井はるこさんがアイドルというと、最近では「瀬戸の花嫁」でも、SUNとしてアイドル展開のようにCDを出していたのを思い出す。いろはカルタをドラマで紹介する、というのがちょっとわかりにくいが、サイトにあるサンプルを聞いてみると諺紹介ドラマ、という感じだ。店頭での販売価格は2300円となっている。

「いろはカルタでGO!GO!GO!(江戸編)」のジャケットイラストを描いているのは、いたち-さん。パッと見ではカルタのCDとは思えないジャケットだ

 またチェンバースレコーズより、シーズンコンピレーションCDシリーズの第3弾として、「雪降る歌2~恋する君の冬物語~」が発売になった。これは、昨年の冬に登場した「雪降る歌」よりスタートしたシリーズで、今年6月には「ナツウタ~夏のある日の歌日記~」も発売になっている。誕生より1年が過ぎ、また冬をテーマにした楽曲を秋葉原ではお馴染みのアーティストや声優が歌う。参加しているのは、佳織みちるさん、片霧烈火さん、五條真由美さん、佐藤利奈さん、霜月はるかさん、有希さんの6人で、合計12曲提供。店頭での販売価格は3150円となっている。

大きな売り場展開をしていた「雪降る歌2~恋する君の冬物語~」。ポスターも目立っていた

冬の雪降る観覧車に1人立つ少女というイラストは、「雪降る歌2~恋する君の冬物語~」というタイトルにあっている内容だ。冬という季節をイメージするCDにふさわしいだろう

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