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おとなの社会科見学 Web版 第4回

セカンドライフ講座に人が集まる理由を見てきた

2007年11月29日 00時00分更新

文● 山崎マキコ

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 こうしてロクでもない質問、ロクでもない反応ばかりをするわたしを見捨てて、村っちが別の質問をしたので、そちらのほうを記載。

「先生、いまセカンドライフは宮城県が講座を開くぐらいの熱狂というか、盛り上がりを見せていますよね。でも、変な話ですけど、アクティブユーザーはそんなにいなくて。そうなると一回どこかの段階でブームは収束すると思うんです。でも3Dブラウザ的な部分の可能性は確実なので、いつかはウェブの一部分があんな感じになっていくと思うんです。『いま思うと、2007年に流行ったセカンドライフって早かったよな』と言われる日がくると思うんですよ。そう言われるようになるまで、あとどれくらいかかると思われますか」

「2010年は確実だと思うんです。なぜかというと、ひとつの基準として、みんなのパソコンが、グラフィックボードが性能が上がるときなんです。Vistaマシンが普及率20%を突破するのが来年か再来年。で、おそらく2009年にはストレスなく楽しめる環境にあると思うんです」

「いろんな人にインタビューしていると、西海岸の人たちってセカンドライフ以外にもメタバースのプロジェクトをわんさか立ち上げていて、オープンソース化しているところもありますよね。そのうち自宅サーバ内にオリジナルメタバースを作って、それにあらゆる人が自由に相互乗り入れできるようになる、なんてストーリーも聞こえてきます。そんな状態も2010年のころには実現されるのでしょうか」

「そうですね、普通のことになると思います」

 ふたりの話の意味、わかりましたか。わたしはわかんないけど、月刊アスキーの読者の人ならたぶん大丈夫と思って、解説もなしに放置。

 村っちのおかげで、インタビューらしき格好がついてよかったなあ。

 大槻先生、本当に申し訳ございませんでした! お邪魔いたしました。と、この場を借りてお詫びしてウェブ版は終わりたいと思う。ちなみに本誌のほうは、わたしの頭でも理解できたことだけを書いてあります。どうぞよろしく。

(名称・数字・肩書等は取材当時のものです)

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