こうしてロクでもない質問、ロクでもない反応ばかりをするわたしを見捨てて、村っちが別の質問をしたので、そちらのほうを記載。
「先生、いまセカンドライフは宮城県が講座を開くぐらいの熱狂というか、盛り上がりを見せていますよね。でも、変な話ですけど、アクティブユーザーはそんなにいなくて。そうなると一回どこかの段階でブームは収束すると思うんです。でも3Dブラウザ的な部分の可能性は確実なので、いつかはウェブの一部分があんな感じになっていくと思うんです。『いま思うと、2007年に流行ったセカンドライフって早かったよな』と言われる日がくると思うんですよ。そう言われるようになるまで、あとどれくらいかかると思われますか」
「2010年は確実だと思うんです。なぜかというと、ひとつの基準として、みんなのパソコンが、グラフィックボードが性能が上がるときなんです。Vistaマシンが普及率20%を突破するのが来年か再来年。で、おそらく2009年にはストレスなく楽しめる環境にあると思うんです」
「いろんな人にインタビューしていると、西海岸の人たちってセカンドライフ以外にもメタバースのプロジェクトをわんさか立ち上げていて、オープンソース化しているところもありますよね。そのうち自宅サーバ内にオリジナルメタバースを作って、それにあらゆる人が自由に相互乗り入れできるようになる、なんてストーリーも聞こえてきます。そんな状態も2010年のころには実現されるのでしょうか」
「そうですね、普通のことになると思います」
ふたりの話の意味、わかりましたか。わたしはわかんないけど、月刊アスキーの読者の人ならたぶん大丈夫と思って、解説もなしに放置。
村っちのおかげで、インタビューらしき格好がついてよかったなあ。
大槻先生、本当に申し訳ございませんでした! お邪魔いたしました。と、この場を借りてお詫びしてウェブ版は終わりたいと思う。ちなみに本誌のほうは、わたしの頭でも理解できたことだけを書いてあります。どうぞよろしく。
(名称・数字・肩書等は取材当時のものです)
この連載の記事
-
第13回
デジタル
高級施設専門の宿泊予約サイト「一休.com」が伸びるワケ -
第12回
デジタル
シストレFXグランプリの収録現場に潜入してきた -
第11回
デジタル
萌えアニメで町おこし!? 埼玉県鷲宮町の取り組みを見てきた -
第10回
デジタル
父の日に人間ドックを贈ろう! -
第9回
デジタル
アキバをプロデュース! 再開発プロジェクトの仕掛け人に迫る -
第8回
デジタル
エールで大手酒造に挑む~ビール工房ヤッホー・ブルーイングの戦略に迫る -
第7回
デジタル
インターネットで選挙は変わるか? 神田敏晶さん流選挙活動を追ってみた -
第6回
デジタル
セレクトショップの集合体「ZOZOTOWN」に、伸びるECサイトのカギをみた -
第5回
デジタル
インターネットの風評被害調査サービスってどんな感じ? -
第3回
デジタル
なにをやってもマイルが貯まる! ポイントサービス新時代 - この連載の一覧へ