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協力プレイがより熱くなる! PSPで「ガンダムSEED連合VS.Z.A.F.T.」が発売

2007年04月05日 22時30分更新

文● 師 忍

 アーケードゲームで確固たる基盤を築いたアクションゲーム「ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T.」シリーズ。昨年12月にはプレイステーション2用タイトルとして、バンダイナムコゲームスから「機動戦士ガンダムSeed Destiny 連合 vs. Z.A.F.T. II PLUS」が発売になったが、今度はPSP用ゲームとして同じくバンダイナムコゲームスが「ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T. PORTABLE」を発売した。店頭での販売価格は4400円前後。

ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T. PORTABLE

PSPのスリムなパッケージに描かれたモビルスーツが目印。キャラクターの目立っているガンダムSEEDといえども、このゲームの主役はモビルスーツ達だ

 「機動戦士ガンダムSEED」は、新たなるガンダムシリーズとして、2002年から2003年に放映されてたTVアニメ。1年をおいた2004年からは登場人物を引き継いだ続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」も、1年間にわたり放映された。初代「機動戦士ガンダム」を意識した作品となっており、特に「DESTINY」になってからは“ザク”“グフ”“ドム”といったモビルスーツも登場したが、世界観に繋がりはない。シリーズを通して遺伝子操作を行なっていない人間である“ナチュラル”と、遺伝子操作を行なって宇宙での生活に適合した“コーディネイター”との関係が描かれている。戦いの歴史は、ナチュラルを中心とした“連合軍”と、コーディネイターの“Z.A.F.T.”の対立であり、そこに戦いのない世界を求める独立国家“オーブ”が加わる三つ巴戦となっていた。

アソビットゲームシティ

キラとアスランの叫びが、そのまま保志さんと石田さんの声で脳内アフレコされてしまいそうなポップ。是非二人で仲良く遊んで欲しい

 ゲームの「ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T.」は“vs.”シリーズとして、アーケードやプレイステーション2で続いてきた作品。単なるキャラクターゲームではなく、ロボット格闘ゲームとして楽しめる実績を持ったタイトルだ。開発はストリートファイターなど格闘ゲームに実績のあるカプコンが行なっており、アーケードで長い人気を保っているのもゲームとしての完成度が高い証拠といえるだろう。

 PSP版のベースとなっているのは、2005年に発売した「機動戦士ガンダム SEED連合vs.Z.A.F.T.」。そのため、戦闘システムを見ると攻撃力などが大幅に上昇する“覚醒モード”の種類が選べないなど、IIを遊んでいた人には違和感を感じる部分もある。ただし、扱えるモビルスーツには「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で登場したザクやインパルスガンダム、セイバーガンダムなどが追加されるなど、オリジナル要素が増えている。

画面

モニタで見ても違和感のない「ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T. PORTABLE」の画面。素早い動きやアクションは、アーケードやプレイステーション2と比較しても遜色ない

 PSPというハードの個性を生かした遊び方も魅力だ。最大4人のアドホックモードによる通信プレイに対応しているので、“vs.”シリーズの魅力である協力プレイ、対戦プレイが柔軟に楽しめるのだ。PS2版では、画面を分割して狭い画面で遊ぶことになってしまうモードが、PSPでは通信プレイなので画面サイズはそのまま。よりアーケードに近い気分が楽しめるのだ。最大4人で楽しめる対戦プレイは、人数が足りない場合はCPUキャラクターを組み込むこともできる。

 店頭でのデモ画面も戦闘シーンが中心。TV画面で観ても綺麗な映像なのは、さすがPSPといったところだろう。店頭でも、300あるミッションやアドホックでの対戦をプッシュしているポップが多かった。現在アーケードで主流の「II」ではないが、仲間と盛り上がれる対戦ゲームと考えるとPSPというハードで楽しみやすいだろう。

初回特典

初回特典の「プレイヤーズリファレンスブック PORTABLE」の見本。このページが開かれてビニールにくるまれていたのだが、チョイスがミーティア装備のジャスティスという選択が渋い

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