その2:バッテリー性能で比べる
●Let's note W5が他を圧倒!
モバイルノートにとって一番重要なポイントは、やはりバッテリーの持ち(駆動時間)だ。ここではカタログスペックを比較するのではなく、実際にプログラムを動作させたままの“ランダウンテスト”を行なった結果を比較してみよう。省電力設定はメーカーが用意した初期出荷時のままで行なっている。今回のテストでは、約1GBのWMV9ビデオファイルをループ再生して、バッテリーが100%から5%になるまでの時間を手動で計測している。液晶ディスプレーの輝度は全機種40%に統一した。
4機種のバッテリー駆動時間比較(単位:分) | |
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Let'snote R6 | 197 |
Let'snote W5 | 288 |
LJ700/HH | 194 |
LJ750/HH | 192 |
結果はLet'snote W5がダントツで持ちがよく、残り3機種はほぼ横並びという結果である。もちろん、機種ごとに用意された省電力設定を自分の環境に合わせてチューニングしたり、同時に起動・実行するアプリケーションを減らす、液晶ディスプレーのバックライトの輝度を下げるなど、使い方を工夫すれば、それぞれの機種でより長いバッテリー駆動時間を得られるだろう。ともあれ、初期状態で使う方なら、Let'snote W5や標準添付されるバッテリーパックのスペックがさらに向上したLet'snote T5(標準バッテリーで約14時間駆動)をチョイスするのがよさそうだ。
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