日本電気(株)のノートパソコン“LaVie”のラインナップに、小型・軽量&高堅牢性が特徴のモバイルノート“LaVie J”2製品が登場した。2006年12月に発売されたビジネスノート“VersaPro UltraLite”の外観とスペックを継承しており、デュアルコアCPUであるCore Duo U2400-1.06GHzを搭載するパワフルな仕様である。DVDスーパーマルチドライブを内蔵し、本体重量が約1.2kgの2スピンドルタイプ『LJ750/HH』と、光ドライブを内蔵しない代わりにLJ750より若干奥行きが小さくコンパクトなボディーで、本体重量が約1kgの1スピンドルタイプ『LJ700/HH』の2機種が用意される。どちらも標準バッテリーでの公称駆動時間が5.5時間とモバイル利用を重視したスペックである。
本機の最大のライバルとなるのは、やはり松下電器産業(株)の“Let's note”シリーズであろう。この春モデルでも、バッテリー駆動時間と軽量ボディーをセールスポイントに、モバイルノートの定番として多くのユーザーから支持を集めている。
そこで、ここではLaVie Jの新モデルとLet's noteの性能を、ユーザー視点から知りたい“10の項目”で比較してみた。用意したモデルはLaVie Jの2モデルに対して、Let's noteからは好敵手となる2スピンドルの『Let'snote W5』と、1スピンドルのモバイル特化モデルで大きくモデルチェンジを図った『Let'snote R6』の2機種だ。Windows Vistaの登場に合わせてモバイルノートの買い換え/新規導入を検討している方は、この記事をぜひ参考にしていただきたい。