老舗の携帯電話メーカーである。アルカテル。TCLの傘下となって以来、グローバルは「Alcatel(アルカテル)」、中国では「TCL」ブランドでスマートフォンを展開しています。
派手さは無いものの、話題性のある製品を定期的に送り出している同社のスマートフォンの歴史を振り返ってみましょう。
「アルカテル」編・目次
・第1回 フランス生まれのスマホブランド「アルカテル」が格安スマホを貫く歴史(本ページ)
・第2回 翌週公開予定
スマートフォンに出遅れるも、低価格機でシェアを伸ばす
アルカテルはフランスの老舗携帯電話メーカーでした。1990年代後半から携帯電話を次々と市場に送り出し、世界シェア10位以内に入るトップメーカーの一員でもありました。
アルカテルの携帯電話は乾電池で動く製品や、本体カラーをパステル色にしたオシャレな端末など、他社製品と比べて特徴のある製品が多数存在したのです。
初代iMacに影響された、トランスルーセントなボディーの携帯電話を出したこともありました。しかも、アルカテルは携帯電話に参入した直後から、機能を高めた意欲的な製品を投入していたのです。
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