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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第65回

1台のゲーミングPCでどこでも遊ぶ!「Steam Link」「Moonlight」で始めるリモートゲーミング入門

2026年10月30日 18時00分更新

文● 藤田忠 編集●北村/ASCII

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手ごろな価格のモデルが多いミニPCでリモートゲーミングを楽しむ

 まずは近頃、手ごろな価格、そこそこのスペック、豊富なラインアップといった魅力が増しているミニPCをクライアントに、「Steam Link」を導入してリモートゲーミングを試していこう。

8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 H255(Zen 4)を搭載するGMKtec「NucBox K12」をクライアントPCに使った。CPUにグラフィックス機能としてRadeon 780Mを内蔵する

日常作業からオフィスワーク、軽い写真や動画編集作業まで、十分こなせるスペックのミニPCだ

まずはホストPCの「Steam」を起動。左上にある「Steam設定」の「Remote Play」をクリック。「Remote Playを有効にする」をオンにする

続いてクライアントPC・デバイスにコントローラーを接続し、「Steam Link」アプリを導入しよう

 「Steam Link」をクライアントPCやデバイスに導入したら、さっそく起動しよう。ホストPCの準備が整っていれば、接続可能なPCとしてホストPCのデバイス名が表示される。

「Steam Link」初回起動時。接続可能のPC一覧が表示されるので、ホストPCをクリックしよう(ここでは、Gaming-PC01を選択)

初回はホストPCに入力するコードが表示される

ホストPCにコードを入力すれば、リモートアクセスの初回設定は完了。次回以降はコード入力不要で即リモートアクセスできる

「プレイ開始」をクリックすればリモートアクセスが開始される。コントローラーの有無や通信状態などがチェックされる。問題がある場合は解消しよう

右上の歯車アイコンから、ストリーミング品質を確認、設定できる

ストリーミング設定では、動画の品質や「Steam」の起動モード、フレームレート上限、解像度上限、AV1ビデオの使用など、細かく設定できる

 「Steam Link」でリモートアクセスすると「Steam」は、所有するゲームタイトルが大きく表示されるBig Pictureモードで起動する。コントローラーでプレイしたいゲームを起動すればオッケーだ。

テレビでのリモートプレイを想定したBig Pictureモードで起動。コントローラーでひと通り操作できる

リモートゲーミングを満喫

 導入したあとは、リモートでゲームをプレイするのみだ。ホストPCに搭載しているビデオカードは、4Kゲーミングを楽しめるRadeon RX 9070 XT 16GBだが、ゲームのプレイ解像度は、フレーム生成を利用せずとも快適なプレイを狙える解像度2560×1440ドットとした。

 「Steam Link」にあるストリーミングの「解像度上限」も、2560×1440ドットに合わせている。また、クライアントPCのCPU内蔵GPUは、AV1ハードウェアデコードに対応しているので、ストリーミング設定「AV1ビデオ」は「有効」に設定している。

 人気レーシングゲーム「Forza Horizon 6」など、いくつかのタイトルでリモートゲーミングを楽しんだが、プレイ感は良好といえる。

 さすがに「Forza Horizon 6」でレースやタイムアタック、ドリフトでの峠攻めなどは厳しいかもしれないが、愛車でまったり走行するなどのプレイは好感触だ。ただ、高速走行中はやや描画が甘くなることもあった。

「Forza Horizon 6」のワンシーン。停車中は思う存分風景を楽しめる

走行中のワンシーン。スピードを出すとやや描画が追いつかなくなることもあった

 一方で、フィールドアクションのある「空の軌跡 the 1st」や、戦闘アクションがド派手な「NTE(Neverness to Everness)」では、描画の甘さが気になることはなかった。また、攻撃と防御のタイミングが大切な「鬼武者 Way of the Sword」を「剣戟モード」でプレイしたが、普通に一閃をキメられた(連鎖一閃が成功することも)。リモートプレイながら十二分に剣戟を楽しめた。

「NTE(Neverness to Everness)」。リモートプレイでも、十分キレイといえる画質だ。デイリークエストをサブPCなどで消化するのにいいだろう

「鬼武者 Way of the Sword」プレイ中のパフォーマンス(「Steam Link」で表示)。2560×1440@60fpsプレイで、Streaming Latency(遅延)は20~50ms台で推移していた

リモートゲーミング中のネットワーク受信(下り)速度は、100Mbps台だった。ゲームによって異なるが無線LANでも問題なく楽しめそうだ

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