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最大96GBまでVRAMに割り当て可能

Surface Laptop Ultraの基本性能を検証、RTX Sparkの3D描画性能はRTX 5060と5050の間ぐらい

2026年10月15日 21時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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CUDAコア数はGeForce RTX 5070に近いが……

 GPUコアは「RTX Blackwell」、つまりGeForce RTX 50シリーズ相当の機能がTSMC 3nmプロセスにシュリンクされている。CUDAコア数は6144基または5120基であり、上位の20コアCPU版はデスクトップPC向けのGeForce RTX 5070相当、下位の18コアCPU版はノートPC向けのGeForce RTX 5070 Laptop GPUよりやや多いという位置づけだ。

RTX Spark

GPUの情報:NVIDIA Appで確認。CUDAコア数はあっているが、メモリーのデータレートやインターフェースなど、不正確な情報が多い

 RTコアやTensorコア、4:2:2のエンコード&デコードを備えるビデオエンジン、DLSSのマルチフレーム生成にReflexやG-SYNCといった機能に至るまで、GeForce RTX 50シリーズが備える機能はそのまま利用できる。ここはRTX Spark最大の強みだ。

 ただし、GPU側のL2キャッシュはGeForce RTX 50シリーズよりもだいぶ小さい。20コアCPU版はCUDAコア数こそRTX 5070と同じだが、L2キャッシュはRTX 5070の半分(48MBに対して24MB)しかない。TDPも45〜80Wに制限されているため、CUDAコアの数はRTX 5070相当でも、描画性能はRTX 5070よりも下と考えられる。

RTX Spark

RTX SparkのGPUタイル。GPU側でも24MBのL2キャッシュを搭載しているが、デスクトップPC向けのRTX 50シリーズよりもだいぶ控えめ

 メインメモリーはLPDDR5X-9400を採用しているが、VRAMには最大96GBまで差し出すことができる。この制約はユニファイドメモリーを採用しているライバル(Ryzen AI Max+)と変わらない。

RTX Spark

RTX SparkにおけるVRAMの割り当てはNVIDIA Appで設定できる。128GBメモリー搭載機の場合、デフォルトは62.5GBとなっていた。大きなAIモデルを動かす場合はこのスライダーを右に寄せればよい

RTX Spark

最大96GBまでVRAMに割り当てられる。当然、Windowsが使えるメモリーは32GBに絞られるため、バランスを見ながら調整することになる

RTX Spark

実際に96GBをVRAMに割り当てて動画生成AI(ComfyUI+LTX2.5)を動かした状態。96GB中40GBを使用していることがわかる

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