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新清士の「メタバース・プレゼンス」 第176回

無料ツールとAIでMV制作が激変 After Effectsまで自動操作できた

2026年10月05日 07時00分更新

文● 新清士

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 9月23日、歌詞から映像用のテキストを作ることができる画期的なブラウザアプリ「JIZURA 字面」が登場しました。開発したのは、AIによるさまざまな画像や映像表現を開拓してきた852話(hakoniwa)さんで、GitHubで無償公開されています。これまでは、Adobeの「After Effects(AE)」といった専門ツールを使う必要があった高度な作業を、誰でも扱えるようになりました。また、AE用のデータを書き出して連携することもできます。特に、AIと連携させると、ミュージックビデオ(MV)の制作が手軽になりそうです。実際に、手軽なMV制作に応用してみました。

自動で文字演出を作ってくれる「JIZURA 字面」

 「JIZURA 字面」は、ウェブアプリに歌詞を入力すれば、タイミングに合わせて自動で文字の表示と効果を作り出してくれます。また、860種類(10月4日現在)もある演出部品を使って、自動的に演出を組み立ててくれます。もちろん、どのタイミングで、どのような演出を選ぶかは、自由に変更することができます。

 高い評価を得ており、GitHub上でのユーザー評価を示すスター数は約1500、ボランティアの協力もあり、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語など7言語に対応済みで、海外にも広がり始めています。また、派生版の開発も推奨されていることから、さまざまな機能が追加されたバージョンも作られています。

 852話さんは、Claude Opus 5.5を使って開発したことを明らかにしていますが、方針として、このアプリ自体にAI機能は搭載されていません。そのため、音楽データを読み込み、拍を検出してカットを合わせることはできますが、歌声を認識して歌詞と自動同期させる機能は搭載されていません。

 ただ、音楽を聴きながら、キーをタップして切り替えタイミングを設定する機能が搭載されているため、手動での設定は可能です。そのため、簡単な操作ながら、かなり凝った演出まで作り込めます。

「JIZURA 字面」Web版の操作画面

 ただ、音と画像が切り替わるタイミングを正確に合わせるのは手作業ではかなり手間がかかるため、筆者はAIを使ってタイミングを合わせることにしました。JIZURAのアプリそのものはAIに対応していませんが、AIが操作することは可能です。

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