折りたたみiPhoneは「iPhone Duo」! iPhone 18 Pro&iPhone Duo徹底特集 第31回
Apple「Apple Watch Series 12/Ultra 4」
【実機レビュー】Apple Watch Series 12/Ultra 4 購入検討時のポイントを教えます!
2026年09月17日 21時00分更新
アップルが9月18日に「Apple Watch Series 12」と「Apple Watch Ultra 4」を同時に発売します。今回はSeries 12の46mm、アルミニウムケースのApple Watchを中心に、先行して試せる機能のファーストインプレッションを報告します。
完成度の高いデザインを踏襲
バッテリーや耐久性能など底力を向上
Series 12のデザインは前世代のSeries 11から大きく変わっていません。Ultra 4も同様に、Ultra 3のデザインを踏襲しています。Apple Watchの登場から11年を超えた今、大きな変更を加える必要がないほど、デザインがすでに高い完成度に到達していることの表れなのかもしれません。
Series 12について、筆者が高く評価したいのは就寝中にも身に着けやすいサイズ感です。アルミニウムとチタニウムのケースは厚さ9.7mm。側面に丸みを持たせた一貫性のあるデザインが手首になじみ、長時間装着しても負担を感じにくくなっています。睡眠トラッキングや呼吸の乱れ、夜間のバイタルを記録するには、眠っている間も無理なく装着できることが何より大切です。
49mmケースのUltra 4にも魅力はありますが、筆者のようにウォッチの装着時のストレスをなるべく軽くしたい方には軽快なSeries 12をオススメします。
通常使用時の内蔵バッテリーによる連続駆動時間は最大24時間です。筆者が使ってきたSeries 10や、前世代のSeries 11と比べても、電池持ちが劇的に延びたという手応えはありません。その代わり、専用のケーブルによる充電スピードが速くなりました。15分の充電で最大12時間使えるため(Series 11は最大8時間)、入浴中や就寝前の短い時間に充電すれば、睡眠の記録にも余裕をもって備えられます。
電池容量を大きくしたことで本体が大きく・重くなるよりも、充電のために必要な時間をなるべく短くする方向での改善は、常時装着するウェアラブルデバイスとして理にかなっています。
アルミニウムモデルの前面カバーは従来のIon-Xガラスから、iPhone 17世代以降前面カバーガラスに採用されている「Ceramic Shield 2」に変わりました。強度が従来比の約6割向上し、さらに表面には擦り傷への耐性を高めるコーティングも施されています。本体も含めて日常のハンドリングに対する安心感が増しました。
筆者もよく、時計を装着している手首ごと机やドアなどに思いがけずぶつけます。カバーガラスがしっかりと保護されていることで気兼ねなく使えます。
なお、チタニウムとセラミックのケースを採用するApple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4はさらに頑丈なサファイアクリスタルをカバーガラスに採用しています。
ジェスチャー操作が安定
歩数計のコンプリケーションが登場
Series 12とUltra 4が搭載するApple S11チップは、CPUやGPU、Neural Engineの性能を高めたほか、常時稼働する処理系も強化しています。
筆者は長らくSeries 10を使ってきましたが、Series 12を試しながら特に実感したのは、ダブルタップやwatchOS 27から追加されるシングルタップのジェスチャー操作に対する反応の速さと安定感です。
Series 10ではワークアウトの開始・終了を選択するときにダブルタップが“空振り”してストレスに感じることがありました。Series 12では鋭く反応します。小さな変化ですが、毎日よく使う操作なので満足度アップに直結します。
文字盤にはようやく「歩数」のコンプリケーションが追加できるようになりました。もちろん、これまでも歩数はウォッチのフィットネスアプリ上で確認できましたが、文字盤をパッと見て歩数がわかるのは、地味ですが便利に感じられます。ほぼ1日中家にこもってしまった日は、夕方頃に歩数をチェックして「少しは身体を動かそう」と思い立つきっかけになります。高度な健康機能だけでなく、誰にでもわかりやすい歩数という指標を前面に出せるようにしたアップルの判断は正しいと思います。
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