■NSSスマートコンサルティング、「業務での生成AI活用におけるツールの使い分けと依存度」を調査
NSSスマートコンサルティングは、業務で生成AIを1年以上活用している会社員1,000人を対象に、「業務での生成AI活用におけるツールの使い分けと依存度」に関する調査を実施しました。
まず、生成AIの利用頻度については、「ほとんど毎日」が31.6%、「週に3〜4日程度」が31.7%となり、合計で6割以上が高頻度で利用していることが明らかとなっています。
利用ツールについては、導入初期ではChatGPTが67.8%と圧倒的に多く、Microsoft Copilot(39.0%)、Gemini(37.3%)が続きました。現在もChatGPTは61.3%で最多を維持していますが、CopilotやGeminiの利用も拡大しており、業務環境との親和性を重視した選択が進んでいる傾向です。
また、複数の生成AIツールを活用しているユーザーの間では、用途に応じた使い分けが定着しています。ドキュメント作成やメール連携ではCopilot、情報収集ではGeminiといったように、各ツールの特性に応じた運用が行われている結果となりました。
こうした使い分けにより、業務効率が「向上した」と回答した人は82.2%、アウトプットの質が「向上した」とする人も79.5%にのぼり、多くのユーザーが実務上の効果を実感している模様です。
一方で、生成AIへの依存度については、「非常に依存している」が20.0%、「やや依存している」が47.1%となり、合計で約7割が依存を自覚している結果となっています。
依存度の高まりに伴い、不安も顕在化しています。「依存に対して不安を感じる」と回答した人は6割以上にのぼり、その内容としては「スキルの低下」(37.0%)が最も多く、「情報の正確性への不安」(28.9%)、「情報漏洩リスク」(22.4%)が続きました。
また、こうした課題に対応するための企業の取り組みとして、生成AI利用に関するガバナンス体制の重要性も認識されています。「企業のルールやガイドライン整備が重要」と回答した人は約9割に達しました。
今回の調査から、生成AIは業務効率化や生産性向上に大きく寄与する一方で、依存度の高まりに伴うスキル低下やリスクへの懸念も広がっていることが明らかとなりました。
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