懐かしの名作も、話題の新作も。ファミコン世代のゲーム放浪記 第12回
あの頃の夜の街を、もう一度歩く。バブルの空気を知っている人に刺さる「龍が如く0 誓いの場所 Director's Cut」
2026年02月12日 12時00分更新
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こんにちは。ファミリーコンピュータと同い年、ゲームとガジェットを愛するASCII編集部のオールドルーキー、西川と申します。
私の趣味はゲーム収集で、家に8000本ほどのゲームソフトがあります。1980年代〜90年代初頭に作られたタイトルをプレイしていると、「予算がたくさん使われているなあ」「今の時代なら不可能だろうなあ」と感じることもちらほらあります。まあ、お金をかければすばらしいゲームになるというわけではないのですが……。
そんな輝かしい(?)バブルの気分を味わえるのが、「龍が如く0 誓いの場所 Director's Cut」です。Switch版の参考価格は5,940円ですが、今なら27%オフの4,336円でAmazonから購入できます。
、1988〜1989年のバブル期の東京・神室町と大阪・蒼天堀を舞台に、シリーズの主要人物である桐生一馬と真島吾朗の若き日の物語を描いた、人気作品「龍が如く」シリーズの前日譚である「龍が如く0」のディレクターズカット版(完全版)です。
単なるリマスターではなく、オリジナル版で描かれていなかったシーンの追加や、シリーズ初の試みとなるオンライン要素などが特徴。
元が10年前に発売されたゲームとは思えないぐらい美しい映像が特徴です。時々テクスチャーがチープに見えるところもありますが、昭和を舞台にしているため味になっているんですよね。ネットミームになっている鶴見辰吾さん(作中では佐川司として登場)のシーンの聖地巡礼も可能です。
「龍が如く」シリーズの重厚なストーリーは本作でも健在。桐生一馬と真島吾朗の2人の運命が絡み合う様は秀逸で、ドラマを見る感覚で何度もプレイしてしまいます。
メインストーリーではなく、サブストーリーが充実しているのもシリーズの特徴。不動産業とキャバクラ経営も楽しく無限に時間が溶けていきます。これが単なるお遊びではなく、サブストーリーを終わらせると攻略が楽になるのもいいところですね。
不景気な時代だからこそ、バブル時代のめちゃくちゃな金銭感覚が楽しい「龍が如く0 誓いの場所 Director's Cut」。“あの頃の夜の街”の雰囲気をたっぷり楽しめます。新作である「龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties」とあわせてプレイしてみては。
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