“飲み会写真”も偽造可能
これならば、筆者の顔を参照させて、さらに多様な事ができるのではと考えてみました。作成してみたのは飲み会写真です。不自然さがあるのに自然に見える「使い捨てカメラ」と「下手くそな写真」のプロンプトを使い作成してみたところ、冒頭の画像や、以下の画像が生成されました。1990年代後半から、2000年代始めに撮影した写真だとすると、簡単に見分けがつかない段階に入っていると感じます。撮影されている人物の歯並びが崩れているところも妙にリアルです。
<プロンプト>画像1の人物を中心に経営者たちが、ざっくばらんな居酒屋の飲み会会場で、集合写真を作ってください。卓の上には鍋や、ビールジョッキがあります。低画質な使い捨てカメラで撮影した1枚の日常写真。日本の高校生が撮影した下手くそな写真。画像1の男性は少し太っています。
ただし、現状では、AI画像特有のクセが出てきます。同じ顔の人が、複数人出ています。特に1枚目は同じ顔と思われる人が、複数人混じっており、それに気がつくと奇妙な印象になります。
別の店舗にしてみます。某イタリアンレストラン風のファミレス、山盛りの手羽先が出てくることで知られる居酒屋チェーン風にしてみました。どちらも、メニューや装飾などは明らかに違っているので、フェイクとわかりますが、雰囲気の再現は部分的にできています。
今度は年末年始にかけて、様々な意味で話題を呼ぶことになったXの「Grok Imagine」を使っても試してみます。Grokの強みはとにかく生成速度が速いということです。冒頭の画像を使って、新年会の様子に変えるように指示しました。具体的には、和服にして、食事をお正月風のものにと、何回か修正をテキストで指示した結果、以下の画像になりました。
Grok Imagineは画像の生成速度が10秒程度と非常に速いのですが、その分、解像度が低く、ディテールの詰めが甘いという特徴があります。背景の写真に比べて、修正した部分は粗い印象になっているため、AI画像であるとは見抜きやすいとは言えます。もちろん、そこからGrok Imagineで動画化もできるため、「あけましておめでとうございます」と言わせてみました。ただし、X内で機能として連携しているため、圧倒的に簡単に使えるという特徴はあります。
△Grok Imagineで動画化したもの
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