コカ・コーラ、国によって微妙に味が違う?
アメリカで「コカ・コーラ」を飲むと、毎回「いつも飲んでいるコカ・コーラと、味が違うなー」と感じる。
旅先の気分が味の感じ方に影響しているのか、あるいは気候の問題か……などと考えたこともあったが、あらためて飲んでみると、やはり気のせいではなく、違いを感じる。
成分表を比較してみる
この味の違いはどこから来ているのか? まずアメリカ版の成分表を見てみよう。
CARBONATED WATER(炭酸水), HIGH FRUCTOSE CORN SYRUP(高果糖コーンシロップ), CARAMEL COLOR(カラメル色素), PHOSPHORIC ACID(リン酸), NATURAL FLAVORS(天然香料), CAFFEINE(カフェイン)
続いてはいつも飲んでいる日本のコカ・コーラの成分表。
糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
何かが違いそうな雰囲気が漂っている。両者を照らし合わせてみよう。もっとも、食品表示法上の違いもあるので、断言できない部分もあるのだが。
まず「CARBONATED WATER(炭酸水)」と「炭酸」は同じものを指しているとしよう。日本では、加工食品に「水」を用いても、表記を省略できることになっている。「炭酸水を使っている」と「(成分表示上は書いていない水に)炭酸を添加した」という言い方の違いであり、示している内容は同じである。
続いて「CARAMEL COLOR(カラメル色素)」と「カラメル色素」、これは完全に同じ。
「PHOSPHORIC ACID(リン酸)」は、日本の食品表示上は「酸味料」と表記できる。「NATURAL FLAVORS(天然香料)」についても、アメリカでは天然か人工かを表記するが、日本では「香料」と表記できる。ひとまず、同じ成分であると考えてみよう。

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