このページの本文へ

あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第218回

JMGO「JMGO PicoPlay+」

俺がプロジェクター買うならこれ一択、「縦型&ショート動画が100インチで映せて超楽しい!!」

2025年12月18日 18時00分更新

文● ドリまつ/ヤマ/ASCII 編集⚫︎ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
JMGO PicoPlay+

横向きにすればGoogle TVからNetflixやYouTubeなどの横動画も視聴できます

 JMGO PicoPlay+は縦型動画の大画面再生をコンセプトにした、珍しいタイプのモバイルプロジェクターです。TikTokやInstagramリール、YouTubeショートを縦のまま壁に投影でき、横向きにすればGoogle TVから横動画も利用可能。まさに“スマホ動画時代のためのプロジェクター“と言えます。

 もちろん、縦動画対応だけが売りではありません。画質、補正、光源、音質、バッテリーなど基本性能がしっかりしているため、屋内エンタメ用のコンパクトプロジェクターとしても優秀です。持ち運びにも便利で、自宅のどこでも映像空間を作れます。

 ここからは、JMGO PicoPlay+のメリット・デメリットを踏まえながら、その魅力を掘り下げていきます。

JMGO PicoPlay+を購入する3つのメリット

ポイント(1)縦動画をそのまま投影できる珍しい機種

 JMGO PicoPlay+の最大の個性は、何と言っても縦型動画の大画面投影です。TikTok、YouTubeショート、Instagramのリールをスマホと同じ縦比率で投影でき、100インチ超のサイズで見ると臨場感が桁違い。スクロールしながら次々に動画を楽しめるので、スマホの感覚そのままに“巨大スマホ“のような使い心地です。

 さらに、横向きにすればGoogle TVとなり、映画やアニメ、ドラマの視聴にも対応。用途によって縦と横を瞬時に切り替えられる柔軟さは、この製品だけの大きな魅力です。SNSエンタメから本格動画まで、ジャンルを横断できる万能さは他製品にはない武器と言えます。

JMGO PicoPlay+

縦の動画を80~100型ほどのサイズで投影できます

ポイント(2)プロジェクター基本性能も優秀で扱いやすい

 「縦動画対応」という gimmick にとどまらず、プロジェクターとしての基礎スペックもかなり高め。明るさ、色の鮮やかさ、歪み補正、オートフォーカスといった必須機能はしっかり搭載されており、白壁さえあればすぐに快適な視聴環境を作れます。自由な角度で投影できるため、ベッド横の壁や天井近くにも簡単に画面を作れるのも魅力です。

 スタンド設置にも対応し、電源なしでも使えるバッテリー容量を備えているため、部屋を移動しながら使うのも自由自在。リビング、寝室、キッチンなど、どこでも映像空間へと変身します。モバイルプロジェクターとしての完成度が高いので、縦動画関係なく“普通に便利“な製品でもあります。

JMGO PicoPlay+

モバイルバッテリーほどの低電源でも動きます

ポイント(3)持ち運びやすいボトル形状、重量わずか740g

 PicoPlay+の外観はまるで縦長のボトル。持ち歩いても違和感のないサイズ感で、重量はわずか740gほど。体感的にはレッドブルを1本持つような軽さで、バッグに入れても邪魔になりません。

 プロジェクターといえばゴツい箱型のイメージがありますが、これは“縦に置く“という発想で非常に省スペース。小さなテーブルにも置けるため、部屋を選ばず使えます。コンパクトなのに見た目もかわいく、インテリアに馴染む点もポイントです。

JMGO PicoPlay+

わずか740gでボトル型。軽くて持ち運びやすい!

購入時に確認したい2つのポイント

バッテリーは本体ではなくスタンド側に搭載

 少し変わっているのが、バッテリーが本体ではなく“スタンド側“についている点。プロジェクター単体では駆動できず、スタンドとセットで使う前提になっています。携帯性自体は悪くないものの、「本体だけで動かしたい」というユーザーには注意が必要です。

 ただし、スタンド一体型の設計により安定性は高く、角度変更のしやすさもメリット。使い勝手と機動力のトレードオフといった印象です。

JMGO PicoPlay+

一緒に使いたい便利なスタンドは別売。こちらにバッテリーが付属します。スタンド以外ではUSB Type-C(PD)から電力供給します

基本は屋内使用前提。ライバル比較も必要

 輝度の関係から、屋外や明るすぎる部屋では映像が見えづらいケースがあります。壁に映すこと前提なので、環境に左右されやすいのは注意点。また、この手の縦型投影はXGIMIが先に展開しており、比較されやすいジャンルでもあります。

 ただし、PicoPlay+は縦投影に特化したUIとボトル形状の取り回しやすさが強み。屋内でSNS系の動画を大画面で楽しみたいという目的においては非常に実用的な選択肢です。

Amazon プロジェクター

Amazonで「プロジェクター 縦型投影」にヒットする製品はまだまだ少ないです

■Amazon.co.jpで購入

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン