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Unihertz「Titan 2」

俺は即買い!物理キーボードの満足感溢れたスマホが萌え過ぎる

2025年12月08日 17時00分更新

文● スピーディー末岡/岡本/ASCII 編集●ASCII

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 Titan 2の主なスペックを最初に見ておきましょう。画面は4.5型(1440×1440ドット)のほぼ正方形で、背面に2型のサブディスプレーもあります。

 CPUはMediaTek Dimensity 7300、メモリーは12GB、ストレージは512GB。カメラはメイン50MPとフロント32MP。バッテリーは5050mAhで33W充電対応。物理キーボードはカスタマイズ可能なショートカットやスクロール機能も備えています。

Titan 2を購入する3つのメリット

ポイント(1)物理キーボードの打鍵感が最高

 Titan 2の最大の特長はもちろん物理キーボードです。昔のBlackBerryと比較すると、キーは少々固く、コリコリとした感触であるため、指先に結構力が入る印象ですが、打ち心地自体は悪くありません。また、自動でバックライトがつくので暗い場所でも大丈夫です。

 さらに、すべてのアルファベットキーにカスタムショートカットを割り当てられるため、よく使うアプリや操作をワンタッチで呼び出せます。スマホでテキストを多く入力する人にとって、この打鍵感と操作の快適さはほかに代えがたい価値です。

YouTubeでUnihertz「Titan 2」のレビュー動画を見る

ポイント(2)横幅90mm弱と大きいが案外重くは感じない

 Titan 2の横幅は88.7mmと大きいですが、ほぼ正方形のディスプレーと組み合わせることで縦方向の長さ(137.8mm)が抑えられており、片手操作は見た目以上にしやすいです。重量も235gと最近のハイエンドスマホと大差ないので、大きさの割には案外重量感はありません。

ポイント(3)キーボードで操作性が広がる&背面ディスプレーも楽しい

 Titan 2の物理キーボードは単なる入力装置に留まらず、タッチパッドのようなスクロール操作も可能です。たとえばキーボードの上で指をスワイプすると画面が上下左右に動かせ、ウェブ閲覧や長文のスクロールが容易です。左側面にもファンクションボタンが2つ用意されており、ユーザーが任意の機能を割り当てられます。

 背面の2型ディスプレーは、通知を確認したり、自撮り用に使うほか、この小さな画面で通常のAndroidアプリを動作させることすら可能です。実用的というより、“オモチャ”的要素ですが、実際使うと楽しめます。

購入時に注意するべきポイント

ポイント(1)サイズは大きめで普通のスマホとは違う

 Titan 2は横幅が90mm弱とかなり広く、手が小さい人にとっては持ちにくいのは確かです。ズボンのポケットに入れるのも少し厳しいサイズでしょう。

 また、正方形の画面はAndroidアプリやウェブアプリがあまり想定していないためか、うまくボタンが押せないといった操作に問題が出るものもあります。3本指で画面を下にスワイプすると、画面の左右をカットした縦長表示に切り替えられるのですが、ユーザーは本機の特性を理解しておく必要があります。

ポイント(2)標準の日本語入力は微妙なので追加が必要

 Titan 2を含む、Unihertzのキーボード付き端末には「Kika Keyboard」という日本語入力アプリが標準搭載されており、最低限の利用は可能ですが、使い勝手にはやや不満が残ります。

 そのため、有料アプリ(1650円)の「AquaMozc for Titan」の利用はほぼ必須と言えます。AquaMozcであれば、句読点や音引きの入力が画面下部のワンタッチで可能になる(キーコンビネーションが必要ない)など、日本語入力のスムーズさが格段にアップします。

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