連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第208回
市場トレンドやユーザー動向を「3行まとめ」で理解する 11月1日~11月7日
日本のクレカ情報、闇市場では世界一高値で売買/東京が2年連続で世界一、DC建設コスト/誤情報・偽情報への企業対策が加速、ほか
2025年11月10日 08時00分更新
[セキュリティ][AIボット] AIボットのWebアクセスが過去1年間で300%も急増、出版業界のビジネスを脅かす(アカマイ・テクノロジーズ、11月4日)
・AIボットトラフィックが急増、過去1年間で300%もの増加
・AIボットのアクセス先は「出版業界」が6割超、スクレイピングボットが業界に打撃
・「小売業界」「ヘルスケア業界」などでもAIボットの活動が活発に
Akamaiプラットフォームにおけるボットトラフィックの調査より。AIボットアクティビティが過去1年で300%増加、数十億件リクエストを生成しており、ボットトラフィック全体の1%近くを占めるようになっている。AIボット急増の背景には、幅広いコンテンツを収集する「スクレイピングボット」の存在がある。こうしたボットは「価値を抜き取るが利益をもたらさない」ため、出版業界などのコンテンツ主導型ビジネスでは分析が破綻し、広告収益が減少していると主張している。
⇒ すでにインターネットトラフィックの3分の1以上がボットによるものという調査結果もあります。検索エンジンのインデックス化などを行う「有益なボット」があるのと同時に、スクレイピング、サイバー攻撃用生成AIツール(FraudGPT、WormGPTなど)の学習、偽クリックによる不正な広告収益、返品詐欺といった行為を自動化する「有害なボット」も存在し、それらにどう対処していくのかは悩ましいところです。

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