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Fastlyの最新「脅威インサイトレポート」より

トラフィックの3分の1が“悪意のあるボット”の衝撃 ボットの見極めが重要に

2025年07月11日 15時15分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 ファストリー(Fastly)は、2025年7月9日、2025年第1四半期の「脅威インサイトレポート」において、全インターネットトラフィックの37%が“ボット(自動化されたトラフィック)”だという調査結果を明らかにした。そのうち、89%は悪意のあるものであり、トラフィックの約3分の1が悪意のあるボットで占められていることになる。

 有害なボットの最大の標的は、「コマースウェブサイト(ECサイト)」であり、全体の39%を占めている。サイバー攻撃全般における業界別の割合をみても、コマース業界は前四半期より倍増しているという。一方の有益なボットの66%は、「検索エンジンクローラー」によるもので、ウェブサイトの可視性とトラフィック増加に貢献している。

 Fastlyは、トラフィックのボット比率が増えていく中で「有益なボットと有害なボットを識別する能力」の重要性を強調。「ボットトラフィックを適切に管理しなければ、インフラや帯域幅、パフォーマンスへの投資が、悪意のある、非生産的なトラフィックに浪費される可能性がある」とコメントしている。

 なお、Fastlyでは、有害なボットのアクセスのみを制御する「Fastly AI ボット管理」を提供しているほか、TollBitとの提携を通じて、AIボットアクセスに対価を求める(収益化する)ソリューションも提供開始している。

 Fastlyの脅威インサイトレポートは、同社の「Fastly Next-Gen WAF」「Bot Management」「DDoS Protection」から得られる月間6.5兆件のリクエストデータをもとにまとめられている。

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