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吸血鬼の主人公「コーエン」となり、14世紀のヨーロッパを駆け抜けよう!

ダークファンタジーアクションRPG『The Blood of Dawnwalker』がPS5/XSX|S/Steamで発売決定!

文●ミヤザキ/ASCII

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コーエンが立ち向かう敵

 西暦1347年、カルパティア山脈の奥深く、サンゴラ谷の上に鉄の風をともなう変革の気配が立ち上っている。谷の元領主スケンデル・ヴラゴスティが人探し中に失踪してしまい、闇から新たな指導者が現れ、恐るべき側近の一団がともに姿を現した。

 かつて影に潜んでいた存在が今や人間社会の頂点に君臨している。ヴラキーリは谷の絶対的な支配者となった。

 『The Blood of Dawnwalker』において、コーエンとしてあなたが直面する敵たちについて紹介しよう。

●ブレンシス

 ブレンシスは指導者であり、権力への渇望に駆られ、支配するためにこの世に生を受けた。彼は今や成就させようと奮闘する、満たされない欲望で自らの物語を紡いでいる。

 西暦131年、ローマ帝国においてカエソ・ブリエヌス・ラウレンティウスとして貴族の家系に生まれた。広大なラティフンディアを所有する家系に生まれ、ブレンシスは偉大なる運命を背負っていた

 彼は元老院議員の仲間入りをし、次の執政官になることを目指して、ローマ官界のトップへと急上昇した。吸血鬼にさえならなければ、その目標は達成できるはずだった。

 アンドリュー・ジェームズ・スプーナーさんが彼の声を担当しており、サンゴラ谷の新たな支配者について、多くのことが語られることになるだろう。

●バキール

 バキールはブレンシスの最も強力な部下のひとりである。好戦的で残酷、血に飢えた彼は、ただ世界が燃え尽きるのを見たいと願う男の一人だ。

 人間だった頃、彼は数十年にわたり中央アジアの乾いた草原を駆け巡り、焼き払い、踏み潰し、略奪を繰り返した。変身する前から、彼は血に飢えていた。

 何世紀にもわたり、彼は影に潜み続けた――そしてそれを憎んだ。バキールは注目の的となることを好む。人々に自分の名を覚えさせ、その名を聞くだけで震え上がらせたいのだ。

 その残虐性を声で表現するため、田渕大さんが恐るべきバキールに声を吹き込む。彼が飽くなき血への渇望を満たすために、どこまで行くのか――我々はただ見守るばかりだ。

●アンブルス

 アンブルスはパックの中で最年少の吸血鬼である。そのため、彼は仲間たちに何かを証明しなければならない。かつて彼は新たな高みへ到達するため、この吸血鬼の力を求めた。彼が躊躇することは何もなく、越えられない一線など存在しない。

 輝く鎧と完璧に整えられた髪が、アンブルスを貴族のように見せているが、その出自はこれ以上ないほど卑しい。人間としての彼の人生は苦痛と屈辱に満ちた過酷なものだった。今や彼は、世界と自分を拒んだ者たちすべてへの借りを返す準備ができている。

 魅惑的で欺瞞に満ちた危険な男、アンブルスはローン・マクノートンさんが声を担当する。彼の口にする言葉は、すべて自らの目的を果たすためだけに発せられることを肝に銘じよう。

●ザンティ

 ザンティはグループ最古の吸血鬼であり、想像を超えるほど古い存在だ。彼女の物語は古代ギリシャに遡り、かつては巫女であったが、幾世紀も経つ内に自身の名前さえも忘れ去られてしまった。

 彼女の肉体は時の荒廃を刻み、精神もまた同様だ。境界の彼方からの声を聞き、呟きながら、一見すると狂人のように見えるかもしれない。

 しかし真実はまったく異なる。彼女は誰よりも世界の真の本質を理解している。そして心の奥底で、恐怖に震えている。

 ザンティは寡黙な存在だが、その一言一言には太古の知恵が宿る。マンディ・シモンズさんが声を担当する。

【ゲーム情報】

タイトル:The Blood of Dawnwalker
ジャンル:ダークファンタジーアクションRPG
販売:バンダイナムコエンターテインメント
開発:Rebel Wolves
プラットフォーム:PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)
発売日:未定
価格:未定
CERO:審査予定

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