ごきげんよう! 秋といえば“月見”。今年は8月下旬から月見バーガーなどが次々と登場したので、「もうシーズンは終わったのかな?」と早合点してしまう人もいるかもしれません。
でも実際の十五夜は、今年は10月6日。今まさに月見気分を盛り上げるタイミングなんです。
そこで、このタイミングであらためて吉野家の「月見」を食べてみました。
吉野家の「月見牛とじ丼」はとにかく玉子たっぷり
牛丼チェーン「吉野家」は、「月見牛とじ丼」(699円)を9月12日から販売しています。
2019年に初登場した「月見牛とじ御膳」のシリーズ商品で、コロナ禍のテイクアウト需要を受けて丼タイプが加わりました。以降、鶏卵不足で提供できなかった2023年を除き、毎年登場しています。今年も「月見牛とじ御膳」と同時発売です。
ベースはもちろん吉野家の看板「牛丼」。秘伝のたれで煮込んだ牛肉を玉子2個でとじ、さらに特製すきやきだれを合わせてご飯に盛り付けます。そこに別添えの生玉子が1個つくので、合計3個分の玉子を楽しめる豪華仕様。なるほど、鶏卵不足の年には実現できない贅沢さです。
いただいてみます。甘辛いつゆがしっかり染みたご飯を、玉子でとじた牛肉と一緒にかき込むと――和食の甘みがじんわり広がります。火が通った玉子のやさしい味、生玉子のまろやかさ、二つの食感が重なり合い、やさしさMAX。少しアクセントを足したいなら、卓上の七味をふんだんにかけるといいでしょう。
ご飯の底までつゆが行き渡っているので、最後まで物足りなさを感じることはありません。まるで親子丼のように玉子のまったりした旨みで舌が甘やかされる感覚。やはり玉子3つの迫力は違います。
月見メニューを食べるなら今のうち
各チェーンが工夫を凝らして月見メニューを出していますが、“玉子の量”では吉野家が群を抜く存在かなと。コク深くまろやかな玉子たっぷりの一杯は、秋にこそ食べたいごちそうです!
“月見”はまさにシーズンものなので、今のうちに気になるものは食べておきましょう!
※記事中の価格は税込

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