あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第53回
【圧倒的な唯一無二感】薄くて軽い新型Surface!私は使い勝手よりデザインを取りたい
2025年07月02日 18時00分更新
「Surface Pro 12インチ」を購入するメリット
注目ポイント(1)
ファンレス&薄型の筐体がとにかくかっこよい! 他のメーカーにはない質感や仕上がりにグッとくる。
Surface Proの第一印象はとにかく「かっこいい」のひとこと。
唯一無二の存在です。約7.8mmという薄さに加え、ファンレス仕様のためスリットもなく、シンプルで洗練されたフォルムが美しいです。写真の紫のカラーも、ビジネスノート然とした他のモバイルノートと一線を画すような、美しさ・楽しさだと思います。パッと触れた際にわかる上質さこそ最大の魅力と言えそうです。
カラーバリエーションと素材感もよく、表面はマットな質感で指紋が付きにくく、目を引きながらも落ち着いたトーン。特に新色の「バイオレット」は、他社製品ではまず見かけない色味で、所有欲をぐっと満たしてくれます。
2in1の“ハイブリッド感”も好きなポイントです。通常のノートパソコンのようにタイピングや資料作成、Zoom会議などをストレスなくこなせるのに、使わないときは キーボードをパッと外して、タブレットとして片手で持ち運べる軽快さが嬉しいです。本体重量はSurface Pro 12 インチ キーボード(スリム ペン付き)と合わせても約1.039kg。
12インチの画面サイズはワンチャン小さなバッグにも放り込めるサイズと言えるかもしれません。iPadではちょっと物足りないけど、普通のノートPCだとちょっと重たい……そんな人にとってこれ以上ないサイズ感であり、正解かもしれません。
注目ポイント(2)
非常にいいできのキーボードケース
Surface Pro 12インチのもう一つの魅力、それは「カチャッ」とマグネットで取り付けと取り外しが可能なキーボードです。Surface初体験の筆者は最初、「取り外し式のキーボードって見た目はいいけど、打ちにくいんじゃないの?」と疑ってました。でも、これは大きな誤解でした。かなりいいです!
キーの間隔もしっかりあって、打鍵感はけっこうしっかりめ。ガチャガチャという打ち心地よりかはカタカタと打ち込める打鍵感です。普通のノートPCよりもタイピングが静かで、カフェや図書館でも音を気にせずに使えるんです。
バックライト付きだから暗い場所でも安心。しかも、このキーボード、タッチパッドの感度も抜群にいい。2本指スワイプや3本指ジェスチャもスムーズで、トラックパッドだけでかなりの操作が完結します。タブレット型なのに“入力ストレスが少ない”って、地味にめちゃくちゃ重要です。
キーボードにはスリムペン付属のタイプもあるので、たとえば手書きでメモを取りたいとき、コクリエイターで簡単なデザインを創作したいときなどに重宝します。正直、Surface Proシリーズはキーボードを買って完成するところがあるので、購入時に一緒に買うことをおすすめします。
注目ポイント(3)
下位モデルでも、“ちゃんと使える”PCに進化。ようやく日常PCの本命に
Surfaceにはこれまで、上位機種のSurface Pro、エントリー機種のSurface Goなど複数のバリエーションがありました。実はこのSurface Pro 12インチ、Surface Goに代わってエントリークラスを担うことになります。
従来のSurface Goは安価な反面、「ちょっと非力」な印象もありました。2025年のSurface Pro 12インチは、価格自体は上がってしまったものの、基本性能が大きく向上し、こういった不満を感じにくいものになっています。
CPUはSnapdragon X Plusを採用し、パフォーマンスがぐっと引き上げられましたし、実際、ウェブブラウジング、Office系作業、動画視聴など、日常的な使い方なら全くストレスを感じないレベル。また、高いAI性能を持つパソコンの証である、Copilot+ PCの基準もクリアしています。
さらにうれしいのは、これだけの性能を備えつつ比較的抑えめの14万9380円から購入可能である点です。別売りのキーボードやペンを揃えると20万円に迫る価格になってしまうのですが、高価なイメージがあったSureface Proをこの価格帯でゲットできるのは嬉しいポイントです。
理由の一つは、Officeがプリインストールでなくなった点です。必要な人だけが購入するスタイルになることで、コスト面でも選択肢の幅が広がりました。
購入時に注意したい2つの側面
電源アダプターは付属せず
Surface Pro 12インチを購入する際にちょっと注意しておきたいのが、電源アダプター(充電器)が付属しないという点です。以前のSurfaceシリーズでは本体と一緒にACアダプターがついてきたのですが、公式オンラインストアでも「別売り」と明記されています。
USB-C対応のPD(Power Delivery)充電器をすでに持っている場合は、それを使い回すこともできますが、持っていない人は充電器を別途購入する必要があります。
学生や新社会人ではじめてPCを買うという人は「届いたけど充電できない!」なんてことにならないように、事前に電源アダプターもカートに入れておくことをおすすめします。
256GBでは心もとない場面もあるかも
ストレージは256GBの容量も選択できます。一見十分なようにも思えますが、スマホ感覚で使い始めると、「もう空きがない…」と感じるタイミングが思ったより早く訪れるかも。写真・動画・アプリをたくさん入れる人は注意が必要です。
OneDriveなどクラウドストレージを高価的に活用できる人や、「とりあえずネットとWordだけ使えればOK」という人なら問題ないのかもしれませんが、写真・動画を扱うことが多く、長く使っていきたいと思う人は注意が必要です。
また、最新Copilot+ PCの目玉機能である「リコール」も、ストレージ容量次第で保存できるデータも変わってきます。快適に使いたいなら、512GB以上のSSDを搭載した構成を選んだほうが、結果的に満足度が高くなるでしょう。
その意味では安価に購入もできるが、本格的に使おうと思うと価格はそれなりに上がっていくことになります。

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