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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第510回

コンパクトミニバン、Honda「フリード クロスター」で3泊4日暮らして気づいた車中泊の難しさ

2025年04月06日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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ホンダ

Honda/FREED e:HEV CROSSTAR(写真は4WD仕様/339万3500円)

 Honda渾身のコンパクトミニバン「FREED(フリード)」。7人乗り、6人乗りなど、色々ラインアップの中で、筆者が目をつけていたのは乗車定数5人乗りの「FREED e:HEV CROSSTAR(クロスター)」です。筆者もですが、3列シート車ではなく、このグレードに目をつける人は、広い荷室に遊び道具をいっぱい詰め込んで、夜はそのまま車中泊できると考えるのでは?

 ということで、実際に3泊4日、クルマとともに暮らしてみました。

日本で扱いやすいボディーサイズで
かつ車内も広くて使いやすいFREED

ホンダ
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 ボディーサイズは全長4310×全幅1720×全高1780mm。日本で扱いやすい5ナンバー(全長が4700mm以下、全幅が1700mm以下、全高が2000mm以下)規格のうち、少しだけ全幅がはみ出していますが、事実上5ナンバーのクルマと言ってもよいでしょう。

ホンダ

 5ナンバーサイズにならなかった原因は、アウトドア感を演出するホイールアーチの加飾。このパーツがないFREEDは正真正銘の5ナンバーです。実際に乗ると「1.7mって、ホントに取り回しがいいな」と感心しきり。クルマを大きくするのはカンタンですが、車線や車庫枠を大きくするのは難しいですからね。

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 天井にルーフレールを設けるのもクロスターのポイント。ここにルーフキャリアやスキーキャリア、バイクキャリアを取り付けることも可能です。

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 パワートレインは1.5L 直列4気筒の自然吸気エンジンにモーターを組み合わせたe:HEV(ハイブリッド)。リッター20kmを超える燃費の良さをアピールしており、事実燃費はかなりよかったです。

 また、パワー不足に関しても、さすがに峠道の登りは多少エンジンが唸りましたが、高速道路の合流など日常的なシーンで不満を感じることも少なかったです。

ホンダ
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 インテリアはどこか「FIT」っぽい印象。アースカラーのソフトパッドがアウトドア感を高めています。

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 収納関係の使いやすさであったり配置は、さすがHonda。収納はあればあるだけうれしいものです。

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 次はASCII.jpらしくUSBまわりをチェックすると、運転席側はナビとつながるUSB Type-Aのみ。「イマドキ、Type-Aかよ」と正直思ったのですが、世間はまだまだType-Aが多いのかもしれません。

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