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2025年の新生活、これを買えば絶対幸せになれる! 新生活 推しガジェットAWARD 第19回

モバイルPCを探しているすべての人にとって最良の選択 MacBook Air(M4)

2025年03月20日 17時00分更新

文● 南田/ASCII 編集●ASCII 撮影●高橋智

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メリット1:もっとも手軽で、かつ一番人気のMacBook 使いやすさとモバイル性のバランスが抜群

 13インチMacBook Air(M4)重量は1.24kg。モバイルノートPCとしては標準的ですが、特筆すべきはキーボードの質感。

 軽量モバイルノートPCには、キーがたわんだり配置が特殊だったり、打鍵感が残念な製品も多々ありますが、Magic Keyboardはキー配置やサイズに無理がなく、打鍵感が心地よく長時間の入力作業がストレスフリーです。この文字入力のしやすさだけで、MacBook Air(M4)を選ぶ価値があります。

バックライト搭載Magic Keyboardは、「英数」キーを「ABC」、「かな」キーを「あいう」に変更

生体認証は電源ボタンを兼ねるTouch ID

 そしてファンレスのため、ファンの騒音にイライラすることもありません。どこでも気兼ねなく「ストレスなく」作業できるのは、モバイルワーカーにとって大きな魅力です。

 MacBook Air(M4)は、SoCを前モデルのM3からM4にスペックアップ。10コアGPU搭載モデルは、上位モデル「MacBook Pro(M4)」と同等の処理性能を発揮します。

 「Geekbench 6」のスコアーは、CPUのシングルスレッドが3700前後、マルチスレッドが14000前後。GPUのMetalが55000前後。前モデルのM3搭載MacBook Airはシングルスレッドが3123前後、マルチスレッドが11711前後。GPUのMetalが47744前後。前モデル比で15%~19%ほど処理性能が向上しています。

メリット2:最大18時間動作で、充電は1日1回でOK

 MacBook Air(M4)の駆動時間は最大18時間(ビデオストリーミング)。ネット接続で最大15時間と、ほぼ1日中使い続けられます。朝に満充電しておけば、その日はほぼUSB-C充電器を持ち歩く必要はありません。

 高速充電には70W以上のUSB-C充電器が必要ですが、30W出力以上の充電器なら、iPhoneのUSB-C充電器を共用できます。

8コア版には30W USB-C充電アダプター、13インチ10コア版と15インチモデルには、画像のデュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプターが付属

メリット3: アップル最強のエコシステム:iPhone、iPadとの連携が超強力

 iPhoneやiPadなどのアップル製品ユーザーにとって、MacBook Air(M4)は最強の連携ツールです。iPadを外部ディスプレーとして使える「Sidecar」や、作業内容をiPhoneなどに引き継げる「Handoff」などで、データの同期や作業の引き継ぎはスムーズそのもの。

 iPhoneで受け取ったメッセージや通知などは、MacBook Air(M4)で確認できます。

iPadを外部ディスプレーとして利用できる「Sidecar」

ファイルなどをワンタッチで転送できる「AirDrop」もアップル製品間ならではの便利機能

 MacBook Air(M4)が搭載するM4は、もちろん4月初旬から日本で提供予定のアップルのAI機能「Apple Intelligence」に対応します。ローカルでAI処理を実行でき、プライバシーを保ちながら効率的に作業を進められます。

 AIの真価発揮は4月からですが、16万4800円からという価格も、AI対応PCとしてはお手ごろ感がありますね。

インカメラは12MPのセンターフレームに進化。話者と手元を同時に映せる「デスクビューに」対応

購入時に注意したい2つの側面

 MacBook Air(M4)は高バランスで魅力的なモバイルノートPCですが、いくつかの注意点もあります。

接続端子はThunderbolt 4×2のみ、周辺機器接続に制限がある

 MacBook Air(M4)の接続端子はThunderbolt 4(USB-C)×2のみ。転送速度は最大40Gbpsと高速ですが、出先でディスプレーに有線接続したり、USB-A接続の周辺機器を利用する際は、別途HDMI搭載のUSBハブなどが必要。オフィスなど出先で使うディスプレーがAirPlay非対応、もしくはDisplayPort入力不可の場合は少し不便に感じると思います。

左側の接続端子は、MagSafe 3充電ポートと最大40GbpsのThunderbolt 4(USB-C)×2

右側はハイインピーダンス対応のヘッドホン端子のみ

13インチ最小構成モデルのM4のGPUコア数は8

 13インチモデルの最小構成は、10コアCPU/8コアGPU版のM4を搭載。ゲームプレイや映像制作などのクリエイティブ用途なら、+3万円のアップチャージで10コアGPU版を選択しましょう。

 SSD容量も256GBから512GBにアップするので、大容量のAAAゲームも安心ですし、大量の動画素材も扱いやすくなります。

13インチの最小構成では、M4のGPUコア数が8

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