2025年の新生活、これを買えば絶対幸せになれる! 新生活 推しガジェットAWARD 第60回
自分なら80型のテレビよりこっち! 手軽に4K高画質と100インチ越えを狙うなら「N1S 4K」だ
2025年03月04日 12時00分更新
JMGO独自の3色(RGB)レーザーで豊かな色が楽しめる
プロジェクターで気になるのが画面の明るさだが、本機では1100 ISOルーメンを実現。映画館のように部屋の照明を落とせば、色鮮やかでコントラストの高い映像を存分に楽しめる。そのカギとなるのが、JMGOならではの3色(RGB)レーザーだ。
小型モジュール「QuaLas RGB」(日亜化学工業製)を採用した独自の「MALCエンジン」により、RGBの3原色レーザーで明るく高コントラストな映像を実現している。4K映像のための最新規格「BT.2020」の色再現範囲を110%カバーし、あらゆる色をそのまま再現可能。コントラスト比も1600:1となっていて、暗いシーンも細部まで豊かに表現する。
このほか、レーザー光源特有のスペックルノイズや光のムラなどについても、独自のLSR機構や微細構造を開発することで解決している。レーザー光源を採用しながらも、こんなにコンパクト化できたこともJMGOの優れた技術力によるものだ。
画質チェック用にUHD BDプレーヤーを接続して、映画「クワイエット・プレイス:DAY 1」を見てみたが、冒頭のニューヨークの街の喧騒や、謎の怪物が飛来して人々を襲うシーンなどを迫力たっぷりに楽しめた。大都市の大勢の人も精細だし、攻撃を受けて墜落するヘリコプターなども凄まじいインパクトだ。
また、怪物から逃れるために建物の中に入って息を潜めているシーンは暗い場面となるが、そんな中でも人々の恐怖の表情や緊張した様子がしっかりと表現されている。4Kらしい精細さと豊かな色で、実に迫力のある映像だ。
音については、独自に開発したステレオスピーカーを内蔵している。セリフなども明瞭で聴きやすいし、怪物が襲撃する場面での爆発音や逃げ惑う人の様子もなかなかリアルだ。サウンドバーなどを組み合わせる手もあるが、気軽に楽しむぶんには十分な音質だ。また、映像をOFFにしてBluetoothスピーカーのように使うことができるのも便利だ。
画質モードは、スタンダードのほか、映画なども用意されていて、見たいコンテンツに合わせて最適なものを選べる。ゲームなどに合う低遅延モードもあるので、家庭用ゲームを大画面で楽しみたいという人にも最適だろう。
さらに、JMGO N1S 4Kのジンバルは調整位置の自由度も高く、天井への投影も可能だ。例えば、ソファーやベッドなどで寝そべった格好のまま映画鑑賞ができる。コンパクトさを生かして、さまざまな場所でさまざまなスタイルで楽しめるのは、JMGOプロジェクターならではの贅沢な楽しみ方だ。

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