新しいオープンワールドのシステムで新たなゲーム体験も
忍らしいステルスも派手なアクションも楽しめる「アサシン クリード シャドウズ」先行プレイレポート
逆に弥助は、正面から敵をなぎ倒し、バタバタと倒していくといったプレイスタイルが好きな人に合っている。ただ、奈緒江と比べたら頑丈だとしても、むやみやたらと戦っているとすぐにゲームオーバーになる。敵が攻撃を仕掛けてくると青い〇が表示されるときがある。この青い〇が出たときにタイミングよくパリイをすると、敵がオレンジ色になってひるむので、そこで連続でダメージを与えて、体力を減らしていく必要がある。とくに強めの敵は通常攻撃はしっかりと防いでくるので、このアクションから切り崩していくというのが、基本的な戦い方となる。
また、敵の武器や体の一部が赤くなるときもあり、そのタイミングでガードすると、敵の攻撃の勢いで弥助がひるんでしまい、隙ができる。赤くなったタイミングは、避けるのが最適解だと感じた。
なお、弥助の場合敵の体力が少なくなると、とどめのモーションが発動する。アクションがカッコいいのでおお! となったが、場合によっては首を跳ね飛ばすため、そういった描写が苦手という人は注意が必要かもしれない。
奈緒江の場合は基本バレてしまうと逃げるが良策だが、弥助の場合はそうでもないというのが、奈緒江との差。アサシン クリードシリーズの中でも、斧をもってなぎ倒していく「アサシンクリード ヴァルハラ」が好きだったという人は、弥助のプレイスタイルが合っているかもしれない。
武器は、奈緒江が刀、鎖鎌、短刀、弥助が刀、薙刀、金棒から選択できる。加えて、奈緒江はクナイを、弥助は鉄砲もしくは弓を使って遠距離から攻撃することも可能だ。武器によってプレイスタイルも変わるので、自分にあった武器を試して選択するといい。
戦闘および潜入に関しては、2人の性質が異なる主人公がいることでプレイスタイルの幅が広がり、奈緒江では潜入の緊張感、弥助では討ち入りの高揚感を味わうことができた。この辺りは、従来にはない面白い点といっていいだろう。
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