新しいオープンワールドのシステムで新たなゲーム体験も

忍らしいステルスも派手なアクションも楽しめる「アサシン クリード シャドウズ」先行プレイレポート

文●八尋 編集●ASCII

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暗殺を好むなら奈緒江、バタバタなぎ倒したいなら弥助

 本作では、弥助のストーリーパートと、奈緒江のストーリーパートがあるほか、どちらかを選択してプレイすることが多い。

 奈緒江を選択すると、忍(アサシン)のムーブが必要となるため、どちらかというとシリーズ本来のステルスアクションが中心となる。かなりアクションが得意な人であれば敵の攻撃を避けまくって倒すということもできるだろうが、複数人に囲まれてしまうとそんなに無双することはできないだろうと、プレイしていて感じた。素早くパルクールで建物に登ったり、スルスルと敵の攻撃の合間を避けていくことはできるが、弥助と比べると体力も少ないので、敵の攻撃1発が重く、連続でダメージを食らうとすぐにゲームオーバーになってしまう。

屋根までよじ登ることができる

屋根の上をかがんで走る。これぞ忍!

 そのため、建物によじ登って上から暗殺したり、気付かれないように背後に回り込んで暗殺しながら進めていくステルスアクションが基本となるわけだ(でなくてはクリアが難しいともいえる)。走り方が忍者走りだったり、飛び降りるときに前転したりと、忍らしさも感じることができた。

上からや背後から暗殺アクションが可能

飛び降りるときに前転するなど、忍らしく、アサシン クリードシリーズらしいパルクールが体験できる

 また、ステルスアクションらしく口笛を鳴らして気を引き付けたり、遠くからクナイで狙って暗殺といったアクションもある。誰にも気づかれずに1人ずつ……そして誰もいなくなった……というようなステルスメインのアクションが好みなら、奈緒江はピッタリといえるだろう。

仲間を呼んで敵を倒してもらうことも可能。ただし、1度使うとクールタイムになるため、使いどころは重要そうだ

場所によっては、見つかると警鐘を鳴らされる場所も。こういったところは奈緒江のほうがいいかもしれない

草むらに隠れることもできる